プロミスでの借入申し込みの前に、1秒診断で審査のシミュレーション

消費者金融キャッシング

2015.09.10

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キャッシング業者はどこでも、公式サイト上で「借入診断・お試し診断」を提供しています。プロミスの場合は「1秒診断」というものですが、ここではその1秒診断(仮審査)についてまとめます。

プロミスの1秒診断は、消費者金融で一番充実

消費者金融が提供している借入診断(仮審査)の中で、プロミスの1秒診断は一番正確な結果が出ます。正確な結果というのは「本審査に近い内容」ということです。

つまり、実際にプロミスの本審査に申し込みして審査に通るかどうか、この1秒診断でかなりわかるということですね。もちろん、実際の本審査は年収や借入総額という単純な数字だけでは判断できず、個人信用情報・自宅情報などありとあらゆる情報から判断されます。

ということで、プロミスの1秒診断でも当然「本審査と結果が食い違う」ことはありますが、それでも他の消費者金融と比較すると、その割合は低いと言えるでしょう。

プロミスの借入診断はどこが正確なのか?

プロミスの借入診断の正確な点―。これは「年収と借金総額の関係」です。他の消費者金融と違って「実際の本審査に近い計算」になっています。

他の消費者金融は「ピッタリ年収の3分の1までOK」となっています。つまり、年収240万円と記入すると「他社借入総額…80万円」までなら、プロミスでも追加融資OK、ということですね。

しかし、これは実際の本審査ではあり得ません。というのは、80万円まで借りている時点で、その人はもう「年収の3分の1に達している」のです。ということは、「そこからは、1円も借りられない」はずなんですね。

ということは、その状態でも「ご融資可能と思われます」と回答するのは、間違っているのです。最低でも「5万円」くらいの余裕はないと、追加でプロミスが融資することはできないはずなんですね。

年収の3分の1ジャストだと、融資不可になる

この点、プロミスの1秒診断はしっかりしています。年収240万円の人で「他社借入総額80万円」と答えるとアウトなんですね。「融資不可」と出ます。

時期によって設定が違うかもしれませんが、これを執筆した時点では「75万円」でようやく「融資可能」となりました。つまり「最低でも、年収の3分の1まで5万円の余裕が必要」ということです。

これなら確かに、実際の本審査でも同じ結果になることがあり得るでしょう。実際は、消費者金融のキャッシングは「最低でも限度額10万円」ということが多いので、本当は「10万円の余裕」はあった方がいいです。

ただ、本当にギリギリのラインとしては、一応5万円でもいいんですね。そういうことを、プロミスの1秒診断はしっかりと反映しています。

お試し診断とキャッシングの本審査の違い

プロミスに限らず、消費者金融・銀行カードローンが提供するお試し診断と、本審査は何が違うのでしょうか。結論を言うと「審査する情報が、本審査の方が断然多い」ということですが、特に違う点を一覧にします。

  • 本審査は、個人信用情報を見る
  • 本審査は自宅情報もチェックする
  • 本審査は在籍確認がある
  • 本審査は「勤務先情報」も審査する

…ということです。借入診断の場合、大体「年収・借入総額・年齢」しか見ませんが、それ以外で上の一覧のような情報を、本審査ではチェックするわけですね。これだけ審査する項目が増えたら、当然本審査と仮審査の結果が違う…というケースも多くなるでしょう。

一番大きいのは、個人信用情報

上の中で一番大きなものは「個人信用情報」です。クレジットヒストリーとも呼ばれるもので、要はその人のこれまでの「借入・返済の実績」ですね。

これまでのその人の借金を、すべて記録しているものです。クレジットカード・住宅ローン・消費者金融でのキャッシングなど…。いつ申し込んだ、いつ返済した、いつ遅延・延滞した…ということが、すべて記録されているんですね。

この記録の内容が良ければ良いほど、本審査で受かる可能性は高くなります。逆にこのクレジットスコアが悪かった場合、当然審査落ちすることも多いわけです。

自宅情報や勤務先情報なども大事ですが、これらに多少難点があっても「年収が多く、借入総額が少ない」なら、普通は大丈夫なのです。しかし、そうした条件を満たしていても「個人信用情報に問題がある」という場合、キャッシング審査は落ちることが多いんですね。

いわゆるブラックリスト入りというものですが、そういう人の場合、借入診断の結果と本審査の結果は、一致しないことが多いと考えてください。

その他「在籍確認に失敗した」など、仮審査と本審査の結果が違うことは、プロミスのお試し診断でもよくあります。この点は注意した上で、プロミスの1秒診断で事前のシミュレーションをしてください。

プロミス以外の大手の消費者金融の借入診断・お試し診断

当然ながら、プロミスを除外した他の大手の消費者金融でも、プロミスの1秒診断のようなお試し診断・借入診断を提供しています。ここでは、そのような他のキャッシングブランドの借入診断・お試し診断が、プロミスの1秒診断と比較してどのようなものか、ということを解説していきましょう。

SMBCモビットの10秒簡易審査が最強

正確にはお試し診断・借入診断とは違うのですが、借入可能かどうかのシミュレーションという点では、大手の消費者金融が提供するサービスの中で、一番充実しているのが「SMBCモビットの10秒簡易審査」です。理由は、ただのお試し診断・借入診断ではなく、限った話ではなく本審査に近い結果が、10秒というほとんど一瞬の時間でわかるという点にあります。

通常、キャッシングの審査のお試し診断・借入診断というのは、年収や雇用形態、他社借入総額など数項目だけを入力する、極めて簡単なものなんですね。これはこれで、手軽に使えるというメリット・長所・利点があります。なのでそれがお試し診断・借入診断の良さなのですが、反面「ほとんど、審査結果としては当てにならない」というデメリット・短所・注意点もあります。(簡単であるがゆえの宿命ですね)

しかし、SMBCモビットの10秒簡易審査はこの点がまったく違っていて「勤務先情報・自宅情報など、ほぼ本審査と同じ審査項目を、すべて入力する」という形式になっているわけですね。それを、今流行りのAIのような超高性能のスーパーコンピューターを使って、瞬時に「書類審査」をするわけです。書類審査というのは、年収や勤続年数などの数字を元にするものなので、人間がやらなくても、コンピューターがやっても同じです。(むしろコンピューターの方が早くて正確です)

ということで、SMBCモビットの10秒簡易審査は大手の消費者金融の中でも特に高性能なスーパーコンピューターをSMBCモビットが導入することによって、実現しているものなんですね。本審査の結果とは当然違うこともありますが、少なくとも他のキャッシングブランドが提供するお試し診断・借入診断よりは、かなり正確な診断結果が出る、という風に考えていいでしょう。

アイフルの1秒診断と比較

プロミスの1秒診断の話題から逸れたので、今度はアイフルの1秒診断と、プロミスの1秒診断を比較してみましょう。最大の違いとしてはアイフルの1秒診断では、雇用形態が質問に入っているという点が指摘できます。「専業主婦・無職・アルバイト・パート・会社員」というような職業・属性を、簡単に答えるわけですね。

これは「借入可能かどうかのシミュレーション」というよりは、「自分の収入がない専業主婦や無職・ニートの方々など、アイフルではキャッシングをできない、申込資格がないという人に、最初からそれを告げる」というためにあります。つまり「キャッシングできるかどうかを診断する」のではなく「完全に借入不可という人を、落とす」というようなものなんですね。(ふるいにかける、というとわかりやすいかも知れません)

プロミスの1秒診断の方は、雇用形態の質問はなく「生年月日・年収・他社借入金額」となっています。これだけあれば、最低限キャッシング可能かどうか、大体の判定ができる…という内容ですね。貸金業法第13条の2第2項の規定のルールである「年収の3分の1」という借入総額に引っかかっていないか、ということのチェックにもなります。

アイフルの方が雇用形態を聞かれる分正確な借入診断・お試し診断、と思う人もいるかも知れません。しかし、上に書いた通り「専業主婦や無職・ニートなどの方々以外は、雇用形態への回答は関係ない」というものなので、基本的に大きな違いはないでしょう。また一秒・三秒という時間についても、あくまでキャッチフレーズのようなものなので、実際の時間の違いもありません。(Wi-Fiやスマホなどのネット環境の方が、むしろ大きく影響するでしょう)

アコムのお試し診断・借入診断は?

続いてアコムのお試し診断・借入診断とプロミスを比較すると、まず「3秒診断」という名前を正確に使っているのはアコムの方です。プロミスは1秒診断と言われることも多いですが、正確には「お借入診断」となっていて、時間については明記されていません。(上にも書いた通り、この時間はどの消費者金融の診断でも同じなので、あまり気にしなくていいいいのですが)

ネーミングの話はさておき、お試し診断・借入診断の正確性について比較すると、プロミスの方がアコムより断然優れています。というのは、アコムの方は、他社借入件数・総額は聞かれるものの、年収・月収については一切聞かれないという風になっているからです。これは普通の感覚で考えると、「何で年収が聞かれないのか」という疑問が湧くでしょう。「年収の3分の1」という貸金業法第13条の2第2項の規定のルールを考えても、やはり年収は必要な情報ではないか…?ということですね。

この点では個人的にはプロミスのお借入診断の方が優れている気はします。しかし、「そもそも、お試し診断・借入診断自体がただの参考程度である以上、情報を絞って簡単さを追求した方がいい」というアコムの考え方も理解できます。「これも聞いておくべきではないか」という審査項目を追加し始めたら、勤続年数でも何でも、それこそきりがなくなりますからね。

個人的には、そのようなバランスを考えると、プロミスの3項目(借入総額・年収・生年月日)がベストと思います。しかし、その一方でアコムの3秒診断のようにシンプルなスタイルもありでしょう。

ノーローンのお試し診断

大手の消費者金融といえば、アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット以外ではノーローンがありますが、ノーローンも当然のごとく、お試し診断・借入診断を提供しています。ノーローンの場合は見出しの通り「お試し診断」というネーミングになっています。ノーローンのお試し診断・シミュレーションで聞かれる審査項目は、下のようになっています。

  • 年齢
  • 年収
  • 他社借入件数
  • 他社借入金額
  • 返済の遅れの有無

という5項目です。アイフルの雇用形態の代わりに「他社での返済の遅れの有無」が入った…という印象ですね。他社での返済の遅れについては、数日レベルだと普通はわからないのですが、ノーローンの場合は新生銀行グループで情報が共有されている可能性があるので、嘘は絶対につかないようにしましょう。たとえば、大手の銀行カードローンで「新生フィナンシャル」が保証会社をしている会社で延滞・滞納をしていたら、それはノーローンにもおそらく伝わるということです。

これはその申込者を借入超過者・多重債務者にしないためにも重要なことなので、個人情報の乱用などではありません。そもそも、個人信用情報機関も金融庁の指導によって「多重債務者・借入超過者を出さないため」に作られたものですから、このような「クレジット情報の共有をする」というのは、良いことなんですね。すればするほどいいのです。(ただしコストがかかるので、銀行カードローン・消費者金融の側もなかなか出来ないのですが)

何にせよ、ノーローンのお試し診断で、他社での遅延・延滞がないという嘘をつくと、逆に審査で不利になる可能性があります。延滞・滞納をしているならしているで、正直に応えた方がいいでしょう。

(もちろん、お試し診断なのでこの結果は本審査の結果とはまったく関係ないのですが)

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