急な出費でお金が必要に ~キャッシング・日払いのアルバイトで乗り切る~
急な事情・出費でお金が必要になった場合は、やはり「働く」か「借りる」の二択になります。多くの人がカードローンなどで「借りる」方を選ぶでしょうが、ここでは両方の選択肢を、さらに細かくまとめていきます。
急にお金が必要になった時、お金を借りる方法
急にお金が必要になった場合、下のような方法でお金を借りることができます。
- 消費者金融でのキャッシング
- 銀行カードローンでの借り入れ
- クレジットカードのキャッシング
- 質屋にブランド品などを質入れする
当然と言えば当然ですが、こうして書き出して「この方法は使えない」というのを消去法で消していくと、選択肢はすぐに絞られます。
急ぎで借りる時は、断然消費者金融がおすすめ
上の4つのお金を借りる方法の中で、急ぎで借りたい時に一番いいのは消費者金融です。銀行カードローンは「最短即日」という審査スピードですが、消費者金融は「最短30分」ということで、圧倒的に早くなっています。
また、審査通過率も全然違います。消費者金融は40%~45%、銀行カードローンは20~30%というのが大体の目安なので、「2倍近く、消費者金融の方が申し込みやすい」わけです。
この審査通過率というデータは『月間消費者信用』という、特に信頼できる業界紙に毎月掲載されているものです。ネット上の適当な口コミ・評判からの数字ではないので、当てになるでしょう。
このように「審査時間が短い」「実際に審査に申し込みやすい」という二点、そして「最短即日審査の受付日時が長い」という点からも、急ぎで借りる時は「消費者金融がお勧め」といえます。
クレジットカードのキャッシングは、利用不可な人が多い
もし、今持っているクレジットカードに「キャッシング機能」がついている場合、それで現金を借り入れするのが一番早いですし、一番簡単です。消費者金融がいくら早く借りられるといっても、やはり新たに審査を受けなくてはいけません。
すでにクレジットカードのキャッシング枠をもらっているなら、それを使うのが一番でしょう。ただ、クレジットカードというのは基本的に「ショッピング枠が中心」なので、「キャッシング枠が与えられていない」という人も多くいます。
特に学生が持っているクレジットカードなどは、そうです。そのため、クレジットカードを持っていても、必ずそれで現金を引き出せるとは限らないので、注意してください。
質屋の質入れは、おすすめできない
最近は質屋を使う人はめっきり減ったでしょう。質屋の仕組みは下の通りです。
- ブランド品などを預ける
- お金を借りる
- そのお金を完済するまで、ブランド品は帰って来ない
- また、借りている間、普通に利息もつく
「元金+利息分」を全て払ったら、ブランド品が戻ってくる
…という仕組みです。これをよく読むと「普通に現金で借りた方がいいんじゃね?」と思う人もいるでしょう。実際そう思う人が増えたので、90年代に消費者金融(サラ金)が盛んになってからは、質屋よりもカードローンで借りることが多くなっています。
質屋はリサイクルショップとして使われる割合が増えましたが、それもヤフオクなどの発達によって、どんどん寂れています。寂れていて利益が出ていないということは、その分利息も高くなっているということです(そういう場合が多いです)。
ということで、お金が必要な場合でも、質屋からお金を借りることはおすしません。(私が好きな作家の中村うさぎさんは、ブランド品をことごとく質屋に入れて、借金をしまくっていましたが…)
働いて稼ぐ場合は、日払いのアルバイトで即金をもらう
お金を借りる方法がどうしても使えない場合は、日払いのアルバイトで即金を稼ぎましょう。日払いの仕事をする時、注意する点は下の通りです。
- 必ずその日にもらえるのか
- 日払いでいくらまでもらえるのか
一つ目については、「日払い」と言っても「毎日精算する」というだけで、生産した分を実際に支払うのは「1週間後」などという会社もあるからです。
そして2つ目については、その日の日給の全額がもらえるわけではありません。たとえば「日給12000円」でも、その場でもらえるのは「5000円」というような計算です。
いくらかはその会社によって違いますが、大体5000円です。私が経験した佐川急便の仕分けのお仕事も、そうでした。
というようなポイントをチェックした上で、確実にその日のうちにお給料がもらえるアルバイトを探すようにしましょう。
クレジットカードの現金化&闇金業者だけは絶対だめ
言うまでもないことですが、「クレジットカードの現金化」「闇金業者から借りる」というのだけは、絶対にやめましょう。クレジットカードの現金化は違法行為なので、クレジット会社にバレたらペナルティを受ける可能性があります。
クレジット会社も「覆面調査」のようなやり方で、こうした現金化業者を利用しています。それで彼らの手口を調べ、これらの業者を利用していると思われた顧客に対しては、調査してペナルティを加える…ということがあるのです。
また、クレジットカードの現金化をして破産しても、自己破産の免責(借金がチャラになること)が、認められないケースがあります。そのように、クレカの現金化は極めて危険なので、闇金業者から借りることと合わせ、絶対にやらないようにしましょう。