アイフルで借金を一本化 ~「おまとめMAX」の金利・審査など~
アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)は、少額なら一番低金利
アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)は、少額の借り入れの場合、消費者金融の中で一番の低金利。少額というのは「大体100~150万円」です。普通のキャッシングだったらこれは結構高額ですが、多重債務としては少額といえるでしょう。
このくらいの金額帯だったら、プロミス・アコムなど、おまとめローン(返済計画再編のための融資)を提供している他の消費者金融と比較しても、アイフルが断然低金利。逆に「200~300万円」くらいの金額帯になると、プロミスが低金利になっています。
- 100~150万円…アイフル
- 200~300万円…プロミス
…というように使い分けるといいでしょう(なお、150万円~200万円については、どちらが安いか微妙な所です。ほぼ同じでしょう)。
プロミス・アコムのおまとめローン(返済計画再編のための融資)と、金利を比較
実際にアイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)の金利は、他社と比較してどれくらいなのか。実質年率を一覧にしてみましょう。
- アイフル…12.0%~15.0%
- アコム…7.7%~18.0%
- プロミス…6.3%~17.8%
…という風です。高い方の金利…つまり「上限金利」の方で、アイフルがダントツで安いのがわかるでしょう(15.0%という数字ですね)。
上限金利が安いということは「少額融資の時に低金利」ということ。消費者金融では大体「100万円」までが上限金利で、150万円でもほぼ上限金利に近い金利になります。ということで「150万円あたりまで、アイフルが一番の低金利」ということですね。
アイフルの下限金利は、他の消費者金融より高い
逆に安い方の金利…つまり「下限金利」については、アイフルは他の消費者金融より大分高くなっています。プロミスが6.3%、アコムが7.7%…というのと比較して、アイフルは「12.0%」。少々高すぎるくらいです。
下限金利というのは「借入金額が大きい時」の金利で、この3社のおまとめローン(返済計画再編のための融資)の場合300万円~500万円の金利です。そのため、こういう大きい金額の場合、アイフルは高金利ということですね。
(アイフルは最大500万円まで、プロミス・アコムは300万円までとなっています)
このような理由から、アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)は「借入総額が小さい時におすすめ」と言えるわけです。
アイフルのおまとめMAXの正式名称
アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)は「おまとめMAX」と言いますが、正式名称はもっと長いです。正式名称は「貸金業法に基づく 計画返済支援おまとめローン(返済計画再編のための融資)」というもので、「貸金業法」というのがキーワードです。
これが入っているということは「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」ということですね。つまり「すでに年収の3分の1まで借りている」という人でも、返済計画の再編のために、追加融資を受けることができる…というわけです。
「貸金業法に基づく」が入っていないおまとめは注意
アイフルだけでなく、大手の消費者金融のおまとめローン(返済計画再編のための融資)はすべてこの「貸金業法に基づく」という文言が入っています。これがない場合「貸金業法第13条の2第2項の規定を超えられない」ということですね。
つまり「おまとめローン(返済計画再編のための融資)」とは言っているものの「ただの宣伝」にすぎないのです。その人の借り入れが「年収の3分の1まで達していない」ならいいですが、多重債務者の人でそういう例は少ないので、それでは意味がないんですね。
ということで、返済計画の再編をしたい人は、アイフルやアコム・プロミスのように、正式名称に「貸金業法に基づく」と入っているおまとめローン(返済計画再編のための融資)で申し込む必要があります。
プロミス・アコムのおまとめローン(返済計画再編のための融資)について
補足としてアコム・プロミスのおまとめローン(返済計画再編のための融資)についても、正式名称を書いておきます。
- プロミス…貸金業法に基づくおまとめローン(返済計画再編のための融資)
- アコム…貸金業法に基づく 借換え専用ローン
プロミスの正式名称は普通ですね。アコムについては「借り換え専用」と書かれているので「借入先の変更のための融資」のようにも見えますが、おまとめローン(返済計画再編のための融資)も普通にできます。
その他、消費者金融ではありませんが、新生銀行カードローン・レイクのおまとめローン(返済計画再編のための融資)も、プロミスと同じ正式名称。サービス名は「借換プラン」となっています(このネーミングはアコムに近いですね)。
おまとめMAXの審査は来店・郵送で契約する
アイフルのおまとめMAXは、審査はネットでできます。これは最短即日審査が可能。ただし、その後「来店・郵送」のどちらかで「契約手続き」が必要です。
当日借りたい場合は当然「店舗」になりますが、アイフルの店舗まで自分で行ける距離にある…という条件が必要です。それさえクリアしていれば、アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)は最短即日借り入れも可能です。
アイフルは借り換え・乗り換えも可能
ここまでは主に「返済計画の再編」について語ってきましたが、アイフルでは返済計画の再編だけではなく、「乗り換え・借り換え」をすることもできます。つまり「多重債務じゃないけど、今中小業者で借りている分を、低金利になる可能性が高いアイフルに借り換え・乗り換えしたい」というようなニーズでも応えてもらえる…ということですね。(審査に通ればですが)
そのように、アイフルの審査におまとめローン(返済計画再編のための融資)でなく「借入先の変更のための融資」として申し込む場合には「おまとめMAX」ではなく「かりかえMAX」を利用することになります。
「かりかえMAX」で乗り換え・借り換え
他の消費者金融の話題になりますが、アコムだと「おまとめローン(返済計画再編のための融資)・借入先の変更のための融資」の両方で「借換え専用ローン」というサービスで統一されています。しかし、アイフルはおまとめMAX・かりかえMAXと言うように分かれているので、審査に申し込む時もわかりやすいでしょう。また、かりかえMAXでもおまとめMAXでも、最短即日審査ができるようになっているので、この点も安心です。
大手の消費者金融から借り換えると?
先程「中小のキャッシング業者から乗り換える場合には、低金利になるかもしれない」ということを書きましたが、プロミス・アコム・SMBCモビットなど、アイフル以外の大手の消費者金融から借り換え・乗り換えする場合には、いくらアイフルが低金利といっても、それほど金利が下がることはありません。
(言うまでもなく、大手の消費者金融はみんなもともと低金利だからです)
そのため、基本的には「中小の消費者金融からの借入先の変更のための融資、あるいは借入先の変更のための融資として利用する」という風に、かりかえMAXの審査に申し込んでいただくといいでしょう。
(もちろん、中小の消費者金融でも低金利な所はありますが。大手の消費者金融より低金利ということは、学生専用ローンを除けばないということです)
借り換え・乗り換えでも最短即日審査できる?
アイフルの「おまとめMAX」はここまで書いた通り、最短即日審査に対応しています。これはかりかえMAXでも同様で、審査を最短即日することは、申込み時間などにもよりますが、システム的には問題なく可能となっています。
もちろん、申込み時間だけでなく、その人の多重債務の状況・借入状況などにもよるのですが、この辺はおまとめローン(返済計画再編のための融資)ではない、アイフルの通常のキャッシングの審査と同様だと思ってください。最短即日審査ができるかどうかは、やはりその人の信用度・クレジットスコア次第ということです。
アイフルでおまとめ・借り換えをする注意点
アイフルの「おまとめMAX」や「かりかえMAX」がどれだけいいサービスでも、当然注意点はあります。デメリット・短所ではなく、あくまで注意すべきポイントです。(家電製品の操作でも、何でも同じです)
ここでは、アイフルで返済計画の再編をしたり、あるいは乗り換え・借り換えをしたりする時に、どのようなことに注意すればいいかということを説明していきます。
(アイフル以外の消費者金融・銀行カードローンでおまとめローン(返済計画再編のための融資)を利用する時にも共通するポイントなので、ぜひ理解して下さい。)
低金利になるとは限らない
まず、返済計画の再編をすれば絶対に低金利になる…ということはありません。たとえば、借入総額が100万円以下で、消費者金融での借り入れを、アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)に返済計画を再編する…という場合は、ある程度高額でないと、低金利にはならないということがいえます。というのは、アイフルでもどこでも、大体金利が下がるのは「100万円付近」がボーダーラインになっているからです。
つまり、少なくとも70万円は借りていて、その返済計画の再編をする…ということでなければ、アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)を利用しても、それほど低金利になるとは限らないわけですね。
(これはおまとめMAXのサービスが足りないということではなく、少額のおまとめローン(返済計画再編のための融資)でもわざわざ低金利にしていたら、消費者金融が忙しくなりすぎるということです。そもそも100万円未満の多重債務なら、返済計画を再編しなくても大丈夫という利用者が多いでしょう)
過払い金の発生の有無を調べる
過払い金というのは、過去にグレーゾーン金利(みなし弁済)などと呼ばれていたもので、要は「払いすぎた利息」です。払い過ぎも何も、国が後出しジャンケンをしただけというのが、有識者の主要な主張ですが、それはさておき、これは「過払い金の返還請求」をすることで戻ってきます。
しかしそうした過払い金が発生している人でも、おまとめローン(返済計画再編のための融資)で返済計画の再編をすることによって、その過払い金の返還請求の権利が消滅してしまうというデメリット・短所・注意点があるんですね。
返済計画の再編をするということは、最後にまとめる消費者金融・銀行カードローンを除いて(ここではアイフルを除き)すべて「解約」することになります。解約した時点で「ここまでのお互いの契約に、異存はありません」という承諾をしたことになるので、それで過払い金も消滅するということです。
ということで、アイフルの「おまとめMAX」などを使って返済計画の再編をしようとしている多重債務者・借入超過者の方々は、まずご自身に過払い金が発生していないかどうかを、先に調べる必要があります。(ただ、2006年より前の借り入れが主なので、もうほとんどの人には無関係だと思いますが…)
実際の利子総額が増えないように注意
「おまとめローン(返済計画再編のための融資)で返済計画の再編をしたのに、なぜか利子総額が増えた」ということは、ごくまれにあります。これはアイフルの「おまとめMAX」でも起こり得ることです。ただ、アイフルでもその他の消費者金融でも、おまとめローン(返済計画再編のための融資)自体が悪い、ということではありません。
おまとめローン(返済計画再編のための融資)でも借入先の変更のための融資でも、返済計画の再編や乗り換え・借り換えをすると「返済期間の見直し」が行われます。リスケジュールというものですが、この時、大体返済期間が長くなるので、そのおまとめローン(返済計画再編のための融資)の返済期間そのままで支払っていると、利子総額が多くなることがあるということですね。
当然ですが、ゆっくり返済すればするほど、利息は多くなっていくわけです。おまとめローン(返済計画再編のための融資)に問題があるわけではなく、「ゆるい・甘いペースで返済すること」に問題があるわけですね。これまでの多重債務の厳しかった頃にように、ガンガン返済していたら、おまとめローン(返済計画再編のための融資)で低金利になった分当然ですが、最終的な利子総額は小さくなります。
アイフルの「おまとめMAX」の最短即日審査・まとめ
以上、アイフルのおまとめローン(返済計画再編のための融資)や借り換え・乗り換えについて、最短即日審査ができるということも含めて、解説してきました。善は急げといいますが、最短即日でおまとめローン(返済計画再編のための融資)でも審査ができるということは、やはりアイフルのような大手の消費者金融ならではの、充実したシステムの賜物…ということができます。
おまとめローン(返済計画再編のための融資)での最短即日審査は、アコム・プロミスなど、他の大手の消費者金融もアイフルと同様に対応しています。その他、大手の銀行カードローンでおまとめ・借り換えに対応しているという所も、最短即日で審査結果が出る…という所はありますが、最短即日ということにこだわるのであれば、アイフルの「おまとめMAX」などの、消費者金融のおまとめローン(返済計画再編のための融資)を利用した方がいいでしょう。
他の消費者金融・銀行カードローンのおまとめローン(返済計画再編のための融資)を検討している方も、あるいは、どこでもいいから最短即日で返済計画の再編の審査をしてくれる所が良いという方も、ぜひアイフルの「おまとめMAX」を参考にしてみて下さい。