カードローン審査で必要な書類は? ~収入証明書なしでも借入可能?~
カードローン審査の必要書類は、基本的に「身分証明書」だけです。下の一覧のような書類ですね。
- 運転免許証
- パスポート
- 各種健康保険証
- 住基カード
他にもいろいろありますが、大体このような「いつも提出する身分証明書」が、カードローン審査の本人確認書類として認められます。基本的に、身分証明書以外の書類は必須ではありません。
その他の必要な書類と、必要になる場面・条件
場面や条件によって、その他の書類が必要になることももちろんあります。それらの書類と、必要な条件を一覧にすると、下のようになります。
- 収入証明書…自営業&一定金額以上の借り入れの場合
- 夫・旦那の同意書…無収入の専業主婦が借りる場合
- 親権者の同意書…学生のキャッシング
- 会社の保険証・給与明細…電話連絡をなしにする場合
- 住民票…収入がない専業主婦のキャッシング
…という風です。以下、それぞれ詳しく説明します。
収入証明書は、自営業・個人事業主だと提出が必須
収入証明書は基本的に、カードローン審査では提出不要です。しかし、自営業・個人事業主などの独立系の職業の人は、借入金額に関わらず提出する必要があります。
その他の言葉でまとめると「会社経営者・法人代表者・フリーランス」といった職業・属性の人は、すべて年収証明書が必要です。職業が不安定な分、所得証明書で信用度を高める必要がある…ということですね。
一定金額を超える借り入れも、収入証明書が必須
また、会社経営者やフリーランスでなくても、一定金額以上の借入希望を出した場合は、所得証明書が必要になります。その金額は業者・ブランド・銀行によって異なりますが、消費者金融はすべて「50万円以上」です。
そして、銀行カードローンの場合、下のような金額になっています。
■100万円以上
- 三菱UFJ銀行
- りそな銀行
■300万円以上
- 三井住友銀行
- イオン銀行
- ソニー銀行
- オリックス銀行
- ジャパンネット銀行
…という風です。ほとんどの銀行カードローンは「300万円以上」ですね。また、一つだけなので表にはしませんでしたが、みずほ銀行は「200万円以上」です。
これらの金額以上を借りる場合は、銀行カードローンでも収入証明書が必要になります。しかし、100万円以上キャッシングすることはめったにないので、「銀行カードローンの審査では、基本的に年収証明書はいらない」ということです。
無収入の専業主婦のキャッシングで必要な書類
続いて、無収入の専業主婦のキャッシングで必要な書類ですが、
- 夫・旦那の同意書
- 住民票
となっています。住民票については、他の書類でもOKです。「婚姻関係の証明書」が必要ということなので、住民票以外でもOKなのです。
たとえば戸籍謄本・戸籍抄本などがありますが、これらの用意は面倒なので、ほとんどの専業主婦は住民票を提出します。
夫・旦那の同意書なしでも借り入れできる
住民票はともかく、厄介なのは夫・旦那の同意書です。これを提出するということは、当然夫バレ・旦那バレするということ。というわけで、夫・旦那の同意書なしで借りられる銀行カードローンが、専業主婦の間では人気になっています。
夫・旦那の同意書不要でキャッシングできる銀行カードローンは、一覧にすると下の通りです。
- 三菱UFJ銀行
- 東京スター銀行
- イオン銀行
- みずほ銀行
- 横浜銀行
これら6つの銀行だったら、同意書は不要です。ということで、夫・旦那に内緒で借り入れしたいという専業主婦の人は、ぜひこれらの銀行で申し込みしましょう(他の銀行だったらバレるし、消費者金融では借り入れ不可です)。
学生のキャッシングは、親権者の同意書が必要?
学生のキャッシング審査で親権者の同意書が必要になるのは、かなりレアケースです。消費者金融の場合「アルバイト収入がある」「20才以上」という条件をクリアしていれば、それで借入可能です。親権者の同意書は要りません。
しかし、たとえば三菱UFJ銀行(バンクイック)など、一部の銀行カードローンになると必要です。ただ、どちらかというと「親の同意書が必要」という銀行カードローンより「学生融資自体禁止」という銀行カードローンの方が多いです。
ということで、少々レアケースですが、一応学生借入の場合、こうした書類が必要なこともあります。
SMBCモビットで電話連絡をなしにする時の書類
まず、SMBCモビットで借りる場合、WEB完結を利用すれば勤務先への電話連絡をなしにすることが可能。その条件が、
- 会社の保険証
- 会社の給与明細
この2種類の書類を提出するということです。あと、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・ゆうちょ銀行どれかの銀行口座が必要です。
以上、カードローン審査で必要な書類をまとめました。基本的に必須なものは「本人確認書類」だけです。あとは状況に応じて、必要な書類を用意してください。