銀行カードローンの金利比較～一番安く借りられるのは？～

比較

2015.09.11

銀行カードローンの金利を比較すると、簡単にいうと下のような結論になります。

…という風です。以下、それぞれ詳しく説明します。

総合的に低金利なのは、みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンの金利は、「4.0％～14.0％」。これは高い方の金利も、安い方の金利も、総合的に低金利になっています。

キャッシングの金利というのはこのように「上限金利・下限金利」があるのですが「片方だけ低金利」という銀行カードローンは、結構あるんですね。片方だけでも業界最安レベルだったら、それで「業界一、低金利」という宣伝ができる…という思惑もあるでしょう

そのようにアンバランスな銀行カードローンも多いなか、みずほ銀行は安定して「上限金利・下限金利ともに低金利」を実現しています。そのため、「借入金額が大きい時」でも、「借入金額が小さい時」でも、低利子で借入可能なのです。

借入金額が大きい時には「下限金利」か、それに近い金利が適用されます。借入総額が増えれば増えるほど、最安の金利に近づいていく…ということですね（まとめ買い割引と完全に同じ要領です）。

で、その下限金利が一番安いのが横浜銀行。「1.9％」という数字ですが、これがいかに低金利か、他の銀行カードローンの下限金利と一覧・比較するとわかります。

下限金利だけを抜き出して、主要な銀行カードローンを一覧にすると下の通りです。

見ての通り、「2.5％」までは何とかあります。ジャパンネット銀行・ソニー銀行などですね。しかし、大向の銀行は「4％台」というのがわかるでしょう。

三菱ＵＦＪ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行という「三大メガバンク」ですら、その金利なのです。この中で、「1.9％」という横浜銀行の下限金利が、いかに安いかわかるはずです。

逆に借入金額が小さい時は、上限金利が適用されます。「高い方の金利」ですね。で、これが一番安いのが「ソニー銀行・イオン銀行」です。これもどのくらい安いのか、他の銀行と一覧にして比較しましょう。

このようになっています。「13.8％」のイオン銀行・ソニー銀行が、唯二の「13％台」。他の高金利な銀行カードローンと比較すると、これがどれだけ安いかわかります。

このあたりですね。ジャパンネット銀行・オリックス銀行は、どちらも「下限金利が安い」ので、上限金利で勝負する必要はないのですが、このように「どちらかだけ安い」というのは、銀行カードローンではよくあることなのです。

上限金利と下限金利、両方で比較しましたが、多くの人に影響するのは「上限金利」の方です。というのは、下限金利は「500万円～1000万円」という大金を借りて初めて、適用される金利だからです。

その銀行カードローンの「最高限度額まで借りた」場合ですね。実際には、完全にマックスまで借りなくても、借入総額が増えれば増えるほど、「下限金利に近い金利」にはなります。そのため「下限金利が安い」ということはムダではありません。

（下限金利が安い銀行カードローンほど、借金総額が増えた時、急激に金利が下がって行く…ということですからね）

ということで、下限金利もある程度意味はあります。しかし、多くの人のキャッシングに直結するのは、やはり「上限金利」の方でしょう。100万円未満だったら必ず上限金利が適用されますし、100万円～200万円の間でも、上限金利に近い金利になります。

ということで「上限金利が安い銀行カードローン」で改めて絞ると、下のようになります。

…という3つの銀行です。銀行カードローンで100万円未満の少額借入をする場合、ぜひこれらの銀行カードローンを検討してみてください。