消費者金融とカードローンの違いを分かりやすく解説
即日融資や金利手数料無料などで便利な消費者金融や銀行系カードローンですが、実はそれぞれに少しだけ違う点があることを御存知ですか?
セットで語られやすい消費者金融と銀行系カードローンの違いについて知っておくことで、いざというときに自分に最適な会社と契約ができるようになるので、是非把握しておいて頂きたいですね。
もちろん消費者金融と銀行系カードローンも、短期の資金貸し付けが主要な目的ということでは一致していますし、契約での手続きもほぼ同じとなっています。
ですので、普段利用する場合には特段どちらを選ばなければならないということもないですし、各社のサービスの改善により変わってくる部分もありますので、一概には言えない部分もあります。
しかし、確実な傾向はありますので、その点をご紹介します。
消費者金融系と銀行系カードローンの違いのまとめ
消費者金融と銀行系カードローンの一般的な違いとそのメリット・デメリットは次の通りです。
まず、
- 銀行系カードローンは総量規制対象外なので、年収の1/3以上の額の借り入れや、主婦であっても借り入れ可能。
- 支払い方法として、消費者金融は一括またはリボリビング方式、銀行系カードローンは元利金等返済が主流(一括、分割等はどちらも選択できる場合が多い)。
- 審査は銀行系カードローンの方が厳しい。
という特徴があります。
それを含め、それぞれのメリットデメリットは次のようなものです。
◇消費者金融のメリット
- 審査が比較的緩く、スピードが速い。
- 借入時の振込の早さや、追加の借り入れ、臨時の返済等の手続きがかんたんである。
- 専用の無人端末だけでなく多くのコンビニATMで借り入れ、返済が可能。
◇消費者金融のデメリット
- 利用金額の制限が少ない。
- 金利が少しだけ高い場合が多い。(といっても数週間の利用なら気にする程ではないです)
- 総量規制があり、主婦は利用できない、年収の1/3以上の金額は借り入れができない。
◇銀行系カードローンのメリット
- 総量規制の対象外なので、主婦でも利用可能で、年収の1/3以上の金額でも借りられる。
- 消費者金融に比べて金利が低い場合が多い。(長期間借りるなら、考慮すべきですね)
- 利用限度額が消費者金融よりも大きい場合が多い。
◇銀行系カードローンのデメリット
- 審査が比較的厳しく、手続きに時間がかかる場合がある。
- 臨時の返済や借り入れ時の手続きが簡単にできない場合がある。
- コンビニ等のATMの場合、その銀行と提携していないと利用できないことがある。
どうでしょうか?
同じに見える消費者金融と銀行系カードローンですが、実は細かい部分ではサービスに違いがある場合があります。
あなたがどれ位の金額を、いつ借りて、いつ返済するのか。
そういった条件によって、どちらが良いか、そして、消費者金融なら消費者金融、銀行系カードローンなら各銀行のそれぞれでどの会社のサービスがもっとも適しているのか、それらが変わってきます。
もちろん、消費者金融と銀行系カードローンは同時に契約することもできるので、急にお金が必要になった時にあわてなくて済むように、念のために両方で契約しておくことも1つの方法です。
例えば、もしあなたが急に会社からクビになったり、会社自体が倒産してしまったら・・・、次の就職まで生活費が必要でも、その時点では無職なので審査に通りません。
そういった状況を避けるためにも、定職がある内に契約しておくことはいざというときに役立ちます。
もちろん、消費者金融にしろ銀行系カードローンでも、借り入れを行わない限りは金利や手数料は全く発生しないので、「念のために契約をしておく」ことにデメリットはありませんから、そういった点でもおすすめできます。