メガバンク(UFJ、三井住友、みずほ)の銀行カードローン比較

比較

2015.09.12

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メガバンクというのは、主に「三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行」の3つの銀行を指します。ここでは、これら三大メガバンクのカードローンを、金利・最高限度額などのあらゆる面から比較していきましょう。

メガバンクのカードローンで、一番低金利なのは?

三大メガバンクで一番低金利なカードローンは、「みずほ銀行」です。これは実質年率を一覧にすれば、一目瞭然です。

  • みずほ銀行…4.0~14.0%
  • 三井住友銀行…4.0~14.5%
  • 三菱UFJ銀行…4.6~14.6%

見ての通り、みずほ銀行は「下限金利・上限金利」ともに一番安くなっています。下限金利の「4.0%」のみ、三井住友銀行が並んでいますが、上限金利では大きく差がついています。

もし三菱UFJ銀行・三井住友銀行に「30日間無利息」のようなサービスがあれば別ですが、そうしたものも特にありません。ということで、金利に関しては文句なしで「みずほ銀行カードローンが一番安い」といえます。

一番審査に申し込みやすいのは、三菱UFJ銀行

続いて、一番審査に申し込みやすいのは三菱UFJ銀行(バンクイック)です。理由は下の通りです。

  • 三菱UFJ銀行の口座がなくてもいい(当日開設も不要)
  • 専業主婦・若年層でも借入可能
  • 土日・祝日・夜間でも最短即日借り入れできる
  • 状況・条件によっては電話確認なしになることも

…という理由です。以下、詳しく補足します。

三菱UFJ銀行の口座がなくても借入可能

多くの銀行カードローンは、最短即日借り入れするためには「その銀行の口座」が必要です。三大メガバンクの中では、みずほ銀行もこのルールです。

みずほ銀行は当日口座開設ができるので、口座を持っていない人でも、当日の朝イチで口座開設から始める…という手があります。しかし、これだと時間・手間がかかりますし、最悪間に合わない場合もあります。

ということで、この点ではみずほ銀行は不便です。三井住友銀行は、三菱UFJ銀行と同じく「口座なしで最短当日借入可能」です。

無収入の専業主婦や若年層でもキャッシング可能

三井住友銀行は、無収入の専業主婦・学生は借り入れすることができません。どちらも融資不可となっています。

この点では、三菱UFJ銀行・みずほ銀行は三井住友銀行よりも優れています(申し込みやすいという意味ですが)。どちらも学生、専業主婦に対して融資しているので、これらの職業・属性の人でも問題なくキャッシングできます。

ちなみに、学生のキャッシングについては、みずほ銀行の方が三菱UFJ銀行より申し込みやすいです。三菱UFJ銀行は「親権者の同意書」が必要だからです。

土日・祝日・夜間でも最短当日キャッシングできる

三菱UFJ銀行・三井住友銀行は、土日・祝日・夜間でも最短当日審査できます。審査に通れば、土日・祝日の夜間だろうと、すぐに借りられます。

この点、両銀行はみずほ銀行よりも便利。みずほ銀行は土日・祝日のキャッシングも、夜間の審査も対応していません。平日の昼間しか借り入れできないんですね。

ちなみに、土日・祝日の夜間の審査は、三菱UFJ銀行より三井住友銀行の方が有利です。バンクイックは「土曜日…18時」「日曜日…17時」までなのに対し、三井住友銀行は「土日・祝日でも21時まで」だからです。

申し込みの状況・条件によっては在籍確認の回避をできる

バンクイックで審査に通った人々の体験談・口コミを見ると、土日・祝日・夜間など勤務先が閉まっている日時などは、「電話確認なしで借りられる」ということもあるようです。こういう職場が休みの日時だと、在籍確認しようと思ってもできないからですね。

もちろん、これは状況・条件によります。明らかに返済能力が高く、在籍確認しなくても信用できるという人のみ、電話連絡なしでキャッシングできるようです。

ということで、あくまで「そういう可能性もある」ということですが、三井住友銀行やみずほ銀行では、こういう話はほとんど聞かれません。この点で、バンクイックの在籍確認が一番融通がきく…と推定できます。

総合的に、バンクイックが一番申し込みやすい

ここまで書いたことを総合すると、三菱UFJ銀行(バンクイック)が一番審査に申し込みやすいといえます。個別の条件では「みずほ銀行の方が有利」などのこともありましたが、バンクイックは「完全にダメ」という項目が一つもなく、一番バランスが取れています。

このバランスの良さから「一番申し込みやすい」と評価できるわけです。

最高借入限度額は、みずほ銀行の1000万円が最多

最後に、「最大借入限度額」で比較します。最高いくらまで借入可能か―という数値ですね。

  • みずほ銀行…1000万円
  • 三井住友銀行…800万円
  • 三菱UFJ銀行…500万円

これについては、もうこれ以上の比較は要りません。見ての通りです。綺麗にはっきり分かれていますね。みずほ銀行が最多でOKです。

収入証明書なしで借りられる限度額の一覧

続いて、「所得証明書不要」で借りられる金額を、一覧・比較してみましょう。

  • 三井住友銀行…300万円
  • みずほ銀行…200万円
  • 三菱UFJ銀行…100万円

これも綺麗に分かれました。面白いくらい松竹梅ですね。

これについては、特にどこがいいということもありません。というのは、収入証明書など提出すればそれで終わりだからです。それに、こんなにたくさん借り入れすることは、そもそもありません。

バンクイックの100万円ならともかく、みずほ銀行の200万円を借りるには「年収600万円」必要です。三井住友銀行の300万円なら「年収900万円」です。

ここまで稼ぐのが難しいですし、稼いでもこれだけ借りてしまったら、その後が大変でしょう。ということで、これも特に重要な数字ではありません。ただ、一応三大メガバンクの違いを知るために、まとめました。

…以上、結論は下のようになります。

  • 金利…みずほ銀行
  • 借りやすさ…三菱UFJ銀行
  • 最高限度額…みずほ銀行

…という風です。三井住友銀行は総合的に高評価なので、「バランス」という点では一番に評価していいでしょう。

三井住友銀行カードローンのメリット・デメリット

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」とみずほ銀行カードローンについて、ここまでの段落では集中的に書いてきましたが、この段落では持つのメガバンクのキャッシングである三井住友銀行カードローンについて書いていきましょう。三井住友銀行カードローンでお金を借りることに関して、どのようなメリット・長所・利点や、デメリット・短所・注意点があるのかということを整理していきます。

最短即日審査の受付時間が一番長い

まず、三大メガバンクの中で一番最短即日審査の受付時間が長いのは、三井住友銀行カードローンとなっています。「この時間までに審査の申し込みをすれば、最短即日融資に対応してくれる」という時間帯が、一番長いということですね。三大メガバンクのキャッシング、それぞれの最短即日審査の受付時間は、一覧にすると下のようになっています。

  • みずほ銀行カードローン…正午~14時程度
  • 三菱UFJ銀行(バンクイック)…17時~20時程度
  • 三井住友銀行カードローン…21時程度

それぞれ曜日や状況・条件によって多少締切時間が変わるのですが、「最長」の方だけ抜き出して一覧にすると、下のようになります。

  • みずほ銀行カードローン…14時
  • 三菱UFJ銀行(バンクイック)…20時
  • 三井住友銀行カードローン…21時

こうして「最長」の締切時間だけを一覧にしてみても、やはり三井住友銀行カードローンが一番夜間の遅い時間まで、最短当日審査に対応してくれるということがわかります。特に急ぎでお金が必要、今すぐお金を借りたい、今日中にキャッシングをしたいという人の場合は、三大メガバンクだったら三井住友銀行カードローンがいいということが、この締切時間の設定からも言えます。

ちなみに、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の締切時間の「17時~20時」という幅についてですが、曜日ごとに下のような締切時間になっています。

  • 平日…午後8時まで
  • 土曜日…午後6時まで
  • 祝日…午後6時まで
  • 日曜日…午後5時まで

これが基本の締切時間の設定です。このように曜日によって「17時~20時」という風に、三菱UFJ銀行(バンクイック)は締切時間が変わるわけですね。

みずほ銀行カードローンについては、曜日によって変わるということはありません。(土曜日・日曜日の最短即日融資はできないようになっていますが)それでも「正午~14時程度」と幅をつけて書いたのは「正確な締切時間が、特に決まっているわけではない」ということです。この点では、「今すぐお金を借りたい」「大至急お金が必要」という方々には、最短即日審査の締切時間がハッキリと決まっている、三菱UFJ銀行・三井住友銀行のカードローンの方がいいかも知れません。

(三井住友銀行カードローンは、平日も土曜日・日曜日も祝日も、毎日21時までという締切時間が基本設定となっています。)

土曜日・日曜日の最短即日融資が一番しやすい

上の段落の最後でも書いたように、三井住友銀行カードローンは日曜日・土曜日に最短即日キャッシングをしたいという時にも、特に有利なカードローンとなっています。というのは、単純に土日・祝日の最短即日審査の締切時間が一番長いからです。土曜日・日曜日・祝日だけで、最短即日審査の締切時間を三大メガバンクで一覧にしてみると下のようになります。

  • 三井住友銀行…夜9時まで
  • 三菱UFJ銀行…午後5時~午後6時まで
  • みずほ銀行…土日融資不可

土日・祝日の最短即日キャッシングができないという点で、まずみずほ銀行カードローンは比較対象にならないということは、言うまでもないでしょう。そして、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」と三井住友銀行カードローンの一騎打ちとなるわけですが、やはりこの両者を比較しても、日曜日・土曜日や祝日でも毎日21時(夜9時)まで最短当日審査をしている三井住友銀行カードローンの方が有利、ということは物理的に言えます。

ただ、ここまでは最短即日審査の締切時間だけに着目して三井住友銀行カードローンのメリット・長所・利点を書いてきましたが、実はその他の面も総合すれば、三菱UFJ銀行・みずほ銀行の方が有利、という点は多々あります。ここでは、そのような「締切時間以外の面で、みずほ銀行・三菱UFJ銀行が三井住友銀行カードローンに勝てる部分」というのを、紹介していきましょう。

みずほ銀行・三菱UFJ銀行の方が有利なポイント

最短即日審査の締切時間で三井住友銀行カードローンに劣る三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」とみずほ銀行カードローンが、どのような点であれば、三井住友銀行カードローンよりも有利といえるのか。これは主に「職業・属性」になります。借入資格・申込資格の点で、この2つの銀行カードローンの方が、三井住友銀行カードローンより有利な点が現出するということですね。ここではそれらのポイントを解説していきます。

専業主婦のキャッシングならみずほ銀行カードローン

まず、自分の収入がない専業主婦がお金を借りたいということであれば、三大メガバンクの中では、みずほ銀行カードローンが一番おすすめである、という結論になります。というのは、配偶者の同意書なしで、婚姻関係の証明書を提出するだけで専業主婦がキャッシングをすることができ、夫・旦那に内緒で借り入れをしやすいというのが第一の理由になります。

言うまでもありませんが、無収入の専業主婦がお金を借りる時には、配偶者(夫・旦那)にはバレたくないわけです。それは当然ですね。ただ借り入れがバレるのが恥ずかしいというだけではなく、人によってはこれが離婚の原因となり、慰謝料など一切なしでシングルマザーになったり、子供がいなくても女性ひとりでパート・アルバイトとして暮らしていくなどの、経済的に厳しい人生になるからです。

キャッシングが夫・旦那にバレるというのは、そのような大きなリスクがあるわけですが、みずほ銀行カードローンのように配偶者の同意書を提出しないでも、専業主婦がキャッシングを出来るというルール・体制であれば、夫・旦那に内緒でお金を借りることが問題なく可能となり、三井住友銀行カードローンよりも家庭に入っている女性におすすめということです。

(三井住友銀行カードローンでも、一応専業主婦がキャッシングをすることは出来るのですが、みずほ銀行カードローンの条件と比較すると、かなり難しくなっているようです。少なくとも、インターネット上の口コミ・評判を見る限りという話ですが)

学生だったら、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

三大メガバンクの中で、学生がキャッシングでお金を借りたいということであれば、見出しの通り三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」が一番おすすめでしょう。というのは、みずほ銀行・三井住友銀行は、若年層でもキャッシングが出来るのかどうか明確に申込資格が書かれていないけど、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は若年層でも借入可能ということが、明記されているという点にあります。

意外かも知れませんが、若年層でもキャッシング可能なのか、あるいは不可なのか、みずほ銀行カードローンや三井住友銀行カードローンの商品概要説明書などには書かれていないんですね。あくまで「20才以上で安定収入がある方」という内容のみで、学生のアルバイト収入などは、安定収入に入るのかどうかということは、わからないのです。

(この点は、会社員・OL・公務員に匹敵するくらい、しっかり稼いでいる学生だったらいいということでしょう。)

この点、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」だったら「親権者の同意書が必要」という条件はついているので「親バレは必須」となってしまいますが、「若年層でも借入可能」ということは明確にわかります。少なくとも、サラリーマン・OLに並ぶくらいの安定収入を得るよりは、親権者の同意書をもらう方がよほど楽でしょう。パート・アルバイト・フリーターのお給料で、会社員・OL・公務員並に稼ぐというのはまず無理ですからね。まして学生では学業との両立があるので、ほぼ無理です。

ということを考慮していくと、三大メガバンクの中でどの銀行カードローンが一番最短即日融資に有利か、急ぎでお金を借りるのに便利かということは、その人の職業・属性や、あるいは平日ではなく土曜日・日曜日に最短即日融資を希望するのか、というようなポイントによって、異なってきます。

ということで、どの銀行カードローンが、三大メガバンクの中で一番おすすめなのかということは、ここでは断言できません。しかし、ここまで書いてきた内容から、ご自身がお金を借りたいシチュエーション・職業・属性・条件などに合わせて、ベストの銀行カードローンを選択していただけたらと思います。

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