銀行カードローンの審査で収入証明書が必要になる金額は?

審査

2015.09.12

07

銀行カードローンの審査で、収入証明書が必要になる金額―。これは「300万円」が基本です。例外として「みずほ銀行…200万円」「三菱UFJ銀行…100万円」などがあります。

300万円以上で収入証明書が必要な銀行カードローン一覧

下の銀行カードローンは、すべて年収証明書が必要な金額が「300万円以上」となっています。

  • 三井住友銀行
  • オリックス銀行
  • ソニー銀行
  • イオン銀行
  • 楽天銀行
  • 横浜銀行
  • ジャパンネット銀行

…というように、主要な銀行カードローンのほとんどは「300万円以上」です。これに対して、冒頭にも書いた通りみずほ銀行と三菱UFJ銀行だけが例外なわけです。

その他、りそな銀行のクイックカードローンも「100万円以上」となっています。大手の銀行の中では「三菱UFJ銀行・りそな銀行」が、所得証明が必要になる金額が、一番早いということですね。

(りそな銀行カードローンは種類がいくつかあり、100万円から必要なのは、あくまでクイックカードローンだけですが…)

また、普通の銀行カードローンとは金利が違う(消費者金融に近い)独自の立ち位置では「新生銀行カードローン・レイク」もあります。レイクもりそな銀行・三菱UFJ銀行同様「100万円以上から」必要になります。

300万円まで借り入れすることは、まずない

基本的に、銀行カードローンでも消費者金融でも「300万円までキャッシングする」ということは、まずありません。300万円借りるには、単純計算で「年収900万円」が必要だからです。

このくらいの年収の人でも、確かにカードローンを利用することはあります(このレベルの所得の人というのは、実は一番消費が激しく、意外と生活が苦しいのです)

ということで、年収900万円の人がキャッシングに手を出すことは、確かにあるでしょう。しかし、そもそも「年収900万円まで稼げる人」が少ないわけです。

そのため、銀行カードローンで300万円まで借りられる人の絶対数が、そもそも少ないんですね。ということで、先の一覧にあげた銀行でキャッシング審査を受ける時、収入証明書を提出する人は、ほとんどいないということなのです。

所定の金額以下でも、所得証明書が必要になるケース

借入希望金額が、300万円や100万円より少なくても、所得証明書の提出が必要になるケースがあります。たとえば下のような状況・条件です。

  • 自営業・個人事業主などの独立系の職業
  • 全体的に、クレジットスコアが低い人

1つ目については「自営業なら年収証明書が必要」というのは、キャッシング審査の世界では常識になっています。2つ目については少々例外的ですが、たまにこういうこともあります。

自営業・会社経営者・法人代表者は収入証明書が必要

こうした独立系で、年収証明書が必要な職業・属性を一覧にすると、下の通りです。

  • 個人事業主
  • 自営業
  • 会社代表者
  • 法人経営者
  • フリーランス
  • 投資家

思いつくままにザッと書いていきましたが、これらに当てはまる人の場合、銀行カードローンでも消費者金融でも、キャッシング審査では年収証明書が必要。所得証明書として認められる書類は下のようなものがあります。

カードローン審査で認められる収入証明書

  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 納税証明書
  • 課税通知書
  • 所得証明書

…というものです。その他いろいろありますが、大体これらがメジャーなので、これらのどれかを出すことになるでしょう。

「所得証明書」というのは、収入証明書という意味で使われることも多いです(この記事でも使っています)。しかし、「所得証明書」という立派な書類もあって、これは非常に便利なものです。

その年、その人に関連して申告された、すべての源泉徴収票などのデータを、国がまとめてくれているんですね。自分で申告したものでなくても、取引先の会社などが申告したものも、すべて総合されているのです。

もちろん、国に申告されていない分は含まれていませんが、申告分は全てです。ということで、便利な書類なので、存在だけでもフリーランスの人は知っておくといいかも知れません。

消費者金融の審査では、50万円以上から必要に

銀行カードローンの場合は、ほとんどが300万円。三菱UFJ銀行のみ100万円から―。という風でした。消費者金融の場合は必要になるタイミングがもっと早くて、「50万円から」となっています。

  • プロミス
  • SMBCモビット
  • アコム
  • ノーローン
  • アイフル

…というように主要な消費者金融は全てですね。実際、50万円以上借りる場合は銀行カードローンで借りた方が利息も小さくなるので、そちらをおすすめします。

一緒に読まれている記事一覧

同じカテゴリーの記事一覧

  • キャッシング総合人気ランキング
  • 即日融資カードローンランキング
  • 専業主婦カードローンランキング
  • おまとめカードローンランキング

当サイトおすすめのキャッシング総合人気ランキング