水商売・キャバクラ嬢のキャッシング審査 ~職業欄に何て書く?~
水商売の人がキャッシングする時、職業欄には何と書くべきか―。これは、店舗が用意しているアリバイ会社の社名を書くのが一番です。その会社の正社員とか契約社員…という肩書ですね。
個人信用情報が漏れる可能性があるので、注意
「水商売」と書いても、キャッシング審査としては特に問題ありません。別に水商売という職業・属性はカードローン審査では不利ではなく、要はその人々借入状況・個人信用情報が大事だからです。
水商売の人が審査落ちしやすいのは、「借金がある人が、この世界に入ってくる」からなんですね。借金がない人だったら、水商売だからといって、カードローン審査で不利になるということはありません。
なので書いてもいいのですが、その審査条件を「昔の知り合い」が見る可能性があります。特に美人の女性の場合、昔の同級生などは名前を覚えている可能性が高いので「あ、あいつだ」となることが多いのです。
ホストにしてもキャバクラ嬢にしても、今その仕事をしていることは、あまり知り合いには知られたくない…という人が多いでしょう。キャバクラ嬢やホストならそんなにイメージは悪くないでしょうが、それより上のデリヘル嬢などのお仕事になると、やはり知られたくないはずです。
イメージの問題だけでなく、場合によってはストーカーなどの犯罪に巻き込まれる可能性もあるでしょう。カードローン審査の通過率よりも、そのようなリスクがあるので、職業欄に水商売と書くのは、おすすめできません。
アリバイ会社のない店舗で働いている場合、どうすべきか?
すべての風俗店がアリバイ会社を持っているわけではありません。まだオープンしたばかりの店舗など、アリバイ会社がないということもあるでしょう。
この場合、少々大変ではありますが、何かしらお昼のアルバイト・パートを始めることをおすすめします。週2回などの簡単なお仕事で、とりあえず「勤務先だけ書ける」ようにすれば、問題ありません。
年収自体は水商売のお仕事でしっかりあるわけなので、あとは「肩書」さえあればいいのです。また、アルバイト・パートの勤務先があれば、在籍確認もそっちでしてもらうことが可能です。
ということで、アリバイ会社のない風俗店で働いている場合でも、職業欄に普通の職業を記入することは可能です。職業欄になんと書くか迷ったら、参考にして見てください。
自分で個人事業主・会社経営者になる方法は?
あるカードローン情報サイトで、水商売の人の職業についてこう書かれていました。
「自分で個人事業主として開業したり、法人設立したりして、自営業という肩書になれば、特に問題ありません」…ということです。
確かにこれもありですが、問題があります。それは「自営業のキャッシング審査の場合、収入証明書の提出が必要」ということ。そして、収入証明書というのは「確定申告書」にしても「源泉徴収票」にしても「1年たたないと、発行できない」のです。
1年でなくてもいいですが、少なくとも「年度末」はまたぐ必要があります。つまり「今すぐ用意できる書類」ではないんですね。仮に年末に開業しても、収入証明書を用意できるまでに3ヶ月はかかります。
ということで、この方法でカードローン申し込みをするのは無理です。借り入れするのが1年後でもいい、というなら話は別ですが…。
事前に自分でクレジットヒストリーを高める方法も
もしキャッシング審査に通るかどうか不安だったら、「クレジットヒストリーを高めてから申し込む」という方法もあります。いわゆる「審査が甘いクレジットカード」を発行して、それで利用実績を積み重ねて、それから消費者金融・銀行カードローンに申し込む…というやり方です。
具体的には、下のようなカードを申し込みします。
- エポスカード…マルイでのみ使える
- コスモ・ザ・カード・ハウス…コスモ石油でのみ利用可
これらは「ハウスカード」と呼ばれるクレジットカードですが、利用用途が限定されているので、審査通過が簡単です。これらを発行し、マルイやコスモ石油でガンガン利用し、返済実績を積み重ねればいいのです。
そうしてクレジットスコアをあげてからカードローン審査に臨めば、水商売の人でもさらに審査通過率が高くなります。また、ここで高めたクレジットヒストリーは、今後の分割払いや住宅ローンなど、あらゆるお金に関する審査で有利になるので、メリットが多いです。
水商売ということで、職業的な信用はなくても、お金はたくさんあるという人が多いでしょう。ハウスカードでクレジットヒストリーを高めるというのは、いわば「信用をお金で買う」ということです。こういう方法で借り入れをしやすくなるなら、ぜひするべきでしょう。