借入件数4件以上でも、新しくカードローン審査で契約できる?

審査

2016.07.19

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借入件数が4件以上ある人は、新しくカードローンを契約することはできません。絶対ではありませんが、少なくとも大手の消費者金融ではほぼ確実に無理です。

多重債務は、大手では3件まで

大手の消費者金融で認められている多重債務は「最大でも3件まで」です。そのため、これを超える「合計4件以上の借り入れ」は、最初から審査落ちします。

これはハッキリと明文化されたルールではありませんが、大体多くの人の審査の体験談・口コミを読んでいると、そのような傾向が見られます。借金件数4件以上から、ぱったりと審査に通らなくなるのです。

キャッシング3件でも、審査が厳しくなる

上では「4件から」と書きましたが、これは「まったく審査に通らなくなる」レベルであって、実際にはキャッシング総数3件から、ほとんど審査に通らなくなります。

これは常識で考えればわかるでしょう。自分がカードローン会社の側だったとしても、やはりすでに3件も多重債務を抱えている人に、なかなか融資したくはないはずです。

ということで「借入総額が3件以上になった時から、キャッシング審査は厳しくなる」と考えてください。

万が一審査に通っても、金額は少ない

仮に中小業者などで審査に通ったとしましょう。しかし、この場合も借入可能金額は当然少なくなります。どのくらいの限度額・極度額になるかはその人次第ですが、大体10万円、多くて20万円というところです。

キャッシング業者としても、こういう多重債務者の人に返済能力がなく、自己破産や任意整理などの債務整理に発展しかねないことは、重々承知しているのです。そのため、「万が一貸し倒れになってもいいくらいの金額」しか融資しないんですね。

中小業者の方が審査に申し込みやすい?

これは一概には言えません。とりあえず。大手の場合「3件以上は厳しい」というのは確かですが、中小業者の場合「審査基準が業者によって大きく異なる」ため、何とも言えないのです。

多重債務の時に限らず、そもそも「中小の貸金業者の方が、審査が甘いのか」という点については、二通りのまったく逆の見方があります。

中小の貸金業者の審査基準について

中小のカードローン業者の審査基準については、下のような2通りの見方があります。

  • 審査が緩くても悪評が立たないので、審査が甘い
  • 資金に余裕がないので、大手より審査が厳しい

という風です。どちらも納得できるでしょう。中小企業の場合、確かに大手ほど行政指導も厳しくないので、「割と自由にできる」という面があります。

申し込みを受けたオペレーターさんのすぐとなりに社長がいるということも多いでしょう。その場合「社長、どうします?」と、直接トップに確認し、OKをもらうこともできるわけです。

という点では、確かに「中小のキャッシング業者の方が審査が柔軟」というのは間違いないでしょう。

と同時に「資金が少ない」というのも事実なので、このあたり、審査が甘くなるか厳しくなるかは、その業者次第、申し込み者次第と言えます。

多重債務はおまとめローン(返済計画再編のための融資)で返済計画を再編する

これはキャッシングの基本中の基本ですが、3件以上の多重債務は「おまとめローン(返済計画再編のための融資)で返済計画を再編する」べきです。これによって、下のようなメリットが得られます。

  • 金利が安くなる
  • 正確な借入状況がわかる
  • 返済の手間・手数料がなくなるor減る
  • クレジットスコアが向上する

ということです。それぞれ簡単に説明しましょう。

返済計画の再編で金利が安くなる

なぜ借り入れを返済計画を再編することで、金利が安くなるのか。これは、「まとめ買い割引」と同じ原理です。「たくさんの業者からバラバラ」で借りるよりも「一つの業者でたくさん」借りる方が、サービスしてもらえるわけですね。

特に消費者金融の場合「100万円以上」から金利が安くなるので、借入総額が100万円を超える多重債務の時は、ぜひ返済計画の再編をするべきです。

正確なキャッシング状況がわかる

また、「正確な借入状況が把握できる」というのも大きなメリットです。与信状況の把握については、多くの人がしっかりとできていないのです。

意外かも知れませんが、借金していない人でも家計簿をしっかり付けていない人が多いというのと同じです。これと同じ感覚で、自分のキャッシング状況を把握していないという人が、かなり多いのです。

ということで、おまとめキャッシングを利用することでそれが把握しやすくなる…というのが1つのメリット。もう一つが「返済にかかる手間・手数料がなくなる、減る」ということです。

返済の手間・手数料を削減できる

特に消費者金融の場合、提携コンビニATMでの返済は、利用手数料が必要となっています。銀行でもほとんど必要です。ということで、返済するたびに数百円失う状態になっている人が多いんですね。

これが月に数回あったら、月間で500円~600円、年間で6000円~7200円を「ATM手数料だけでとられる」ということ。これはかなりの損失です。

また、たくさんの業者・ブランド・銀行に対して返済していると、その時間だけでもかなりのものになります。ということで、これらを削減できるというのが、おまとめローン(返済計画再編のための融資)のメリットなんですね。

クレジットヒストリーが改善される

最後のクレジットスコアの向上については、これは「返済計画の再編をしている人の方が、多重債務者より信用される」ということ。理由は言うまでもないでしょう。

  • 利息が安いので、返済してくれる可能性が高い
  • 一つの業者からそれだけ信用されている
  • 返済計画の再編をするような人は、大体ある程度真面目である

ということです。このように金融業界での信用度を上げるという点でも借り入れを返済計画を再編することにはメリットがあります。


以上、「借入件数が4件を超える場合の対応」についてまとめました。要は「返済計画の再編をすべき」という、至極当然のことなのですが、まだしていない方は、ぜひ早めに検討してみてください。

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