ソニー銀行の金利 ~キャッシング業界で、一番の低金利~

比較

2015.09.15

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ソニー銀行カードローンの金利は、すべての銀行カードローンの中で、一番安くなっています。多くの銀行カードローンの宣伝文がそう書かれていますが、ソニー銀行の場合は、文句なしのトップです。

実際にどのくらい安いのか、借入総額ごとの適用金利で比較してみましょう(他の銀行と)。

100万円の借入時の金利を、安い順に一覧

まず、借入総額100万円の時の銀行カードローンの金利を、安い方から順番に一覧にします。

  • イオン銀行…8.8%
  • ソニー銀行…9.8%
  • 横浜銀行…11.8%
  • オリックス銀行…11.8%
  • 楽天銀行…14.5%
  • 三菱UFJ銀行…12.6%
  • 三井住友銀行…13.2%
  • ジャパンネット銀行…15.0%

見ての通り、ソニー銀行は2位で、イオン銀行の次になっています。イオン銀行はこの金額帯では圧倒的な低金利です。2位に1%差ですからね。

しかし、2位のソニー銀行は今度、3位の横浜銀行に2%差をつけています。100万円の借金総額では、この2つの銀行が完全にぶっちぎっている状態です。

特に最下位のジャパンネット銀行の「15.0%」と比較すると、イオン銀行・ソニー銀行がいかに安いかわかるでしょう。ソニー銀行はジャパンネット銀行の3分の2以下ですし、イオン銀行は半分近い低金利です。

同じ銀行カードローンというジャンルでも、これだけ差がつくのだな、と実感します(もっとも、ジャパンネット銀行は下限金利になると、この2つの銀行よりも安くなります。後半に強いのです)

200万円キャッシングした時の金利で比較

次に200万円キャッシングする時の金利で、ソニー銀行と他の銀行を比較します。

  • ソニー銀行…8.0%
  • イオン銀行…8.8%
  • 横浜銀行…8.8%
  • オリックス銀行…9.4%
  • 三菱UFJ銀行…9.6%
  • ジャパンネット銀行…10.0%
  • 三井住友銀行…11.0%

200万円では、見事にソニー銀行が1位になりました。イオン銀行は100万円の時と金利が変わっていませんが、ミスではありません。変わっていない分、横浜銀行に追いつかれています。

2位に0.8%ということで、ソニー銀行はかなりの優位に立っています。その他の銀行カードローンを見ると、全体的にこの金額では差が縮まっています。100万円の時は、ジャパンネット銀行などが悲惨な状態でしたが、ここでは一転して、上位との差が縮まっています。

キャッシング総額300万円の場合の金利で比較

300万円というかなりの高額借り入れで比較します。貸金業法第13条の2第2項の規定のルール(年収の3分の1まで)に従えば、300万円を借りるには年収900万円が必要です。

銀行カードローンなので貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)ですが、それでも700万~800万円は必要でしょう。そのレベルのキャッシングなので、普通の人にとっては「これが限界」といえます。以下、金利を比較します。

  • ソニー銀行…6.0%
  • ジャパンネット銀行…6.5%
  • 横浜銀行…6.8%
  • 三菱UFJ銀行…7.1%
  • イオン銀行…7.8%
  • 三井住友銀行…9.0%
  • オリックス銀行…9.4%

300万円でも、ソニー銀行が一番低金利です。100万円の時は最悪の高金利だったジャパンネット銀行がここでは一気に2位まで上がっています。ジャパンネット銀行は下限金利が「2.5%」という超低金利なので、ここからも上がっていくでしょう(金利ではなく順位が)。

横浜銀行は相変わらず好調で3位。横浜銀行も下限金利が「1.9%」と、業界最安です。限度額が「1000万円」なので、安いのも当然といえば当然ですが、とにかく全体的に金利が安い銀行です。

イオン銀行はだいぶ落ちてしまっています。元気なのは三菱UFJ銀行のバンクイックで、ここから先、バンクイックは低金利になっていきます。限度額が「500万円」なので、下限金利(4.6%)に、どんどん近づいていくのです。

実は、30日間無利息の楽天銀行の方が安い?

このように、100万円~300万円の金利で、「2位、1位、1位」という、完璧な順位を見せたソニー銀行。しかし、実は「楽天銀行の利息の方が安い」という見方もできます。

というのは、楽天銀行スーパーローン(カードローン)は「初回30日間無利息」でキャッシングできるのです。つまり、最初の1ヶ月の分、まるまる楽天銀行がリードできるんですね(ただし、口座開設と同時申込かつ返済口座を楽天銀行口座に指定した場合という条件が付きます。)。

2ヶ月目から、ソニー銀行がその差を埋めていくわけですが、銀行カードローン同士なので、それほど大きな金利差はありません。

30日間無利息のリードというのは、消費者金融と銀行カードローンが対戦する場合でも、「5ヶ月までは、消費者金融の方が安い」という結果になるのです。ということは、楽天銀行とソニー銀行という銀行カードローン同士で勝負すると「1年程度、楽天銀行の方が利子総額が安い」という可能性もあるんですね。

楽天銀行スーパーローン(カードローン)は変動金利なので、断言はできない

ただ、楽天銀行スーパーローン(カードローン)の金利は、ソニー銀行のように「200万円…8.0%」と固定されていません。この記事で書いている金利は、楽天銀行の変動金利の「中間値」を取ったものです(三井住友銀行・オリックス銀行も同じです)。

ということで、単純比較はできないのですが、「トータルの利子総額だったら、楽天銀行の方が安い可能性もある」ということは意識してください。

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