新入社員がキャッシングに申し込む時、注意する点&ポイントは?
新入社員がキャッシングする時に注意することは何か―。「借りすぎない」などは当然として、ここでは「どのような業者・ブランド・銀行で申し込むべきか」などの、借り入れのポイントをまとめます。
少額借入なので、消費者金融がおすすめ
まず、新入社員が50万円以上の高額借り入れをする…、ということはめったにないでしょう。大体が「30万円以下」の少額借入のはずです(カードローンの世界では30万円以下は小口融資に分類されます)。
で、このような少額キャッシングの場合は、基本的に銀行カードローンより消費者金融がいいのです。理由は、
- 小口借入だったら、利息差はほとんどない
- 消費者金融の方が審査に申し込みやすい
…ということです。つまり「申し込みやすいし、利息も大して変わらない」ということですね。実際、新入社員のお給料で銀行カードローンの審査に通るのはなかなか厳しいので、消費者金融ですばやく借りた方がいいのです。
初回30日間無利息で借りれば、消費者金融の方が低金利
さらに、意外かも知れませんが、「初回30日間無利息」という融資システムがある消費者金融で借りれば、むしろ銀行カードローンより低金利(低利子)になるのです。
30日間無利息で借入可能なのはアコム・プロミスですが、この2業者で借りた場合、5ヶ月間は銀行カードローンよりも利息総額が小さくなります。最初の1ヶ月で「リード」した分が、5ヶ月は持続する…ということですね。
というわけで、もし5ヶ月で完済できるのであれば、プロミス・アコムでキャッシングした方が、銀行カードローンよりも安いのです。新入社員の人でも、少額キャッシングであれば5ヶ月以内に完済するのは、比較的簡単でしょう。
というわけで、利息を抑えるという意味でも、消費者金融…、特にプロミス・アコムをおすすめします。
新生銀行カードローン・レイクもおすすめ
無利息期間に関して言えば、新生銀行カードローン・レイクも非常におすすめ。こちらも「30日間無利息」に加えて「5万円まで180日間無利息」というサービスがあります。
これはキャンペーンではなく常時やっているものです。いつレイクで申し込みしても「5万円まで180日間無利息」でカードローンを利用できるんですね。
この5万円というのは「5万円以上借りてはいけない」ということではありません。「借入金額がいくらでも、5万円部分は常に利息が発生しない」ということです。
つまり、15万円を借りていたら、5万円分が無利息になるので、払う利息は「10万円分」でいいんですね。「10万円借りているだけ」というのと、同じ状態になるのです。
このように、新生銀行カードローン・レイクも新入社員の方々の少額借入にはおすすめといえます。
オリックス銀行のVIP Y’s CARDも低金利
新入社員のためのカードローンといえば、オリックス銀行が提供している「VIP Y’s CARD」というサービスもあります。これは「20代専用のキャッシング」で、通常のオリックス銀行カードローンよりも、少々金利が安くなっています。
オリックス銀行カードローンの通常の上限金利は「17.8%」ですが、このVIP Y’s CARDの場合、「17.6%」なのです。0.2%の違いではありますが、少しでも低金利な方がいいのは確かです。
借入限度額は最高で200万円と少額ですが、新卒のサラリーマン・OLの人なら、このくらいの金額が借りられたら余裕でしょう。むしろ30万円程度で十分…という人が多いはずです。
それに、大学を卒業したばかりの新卒の会社員の人で、30万円以上という高額借り入れをするのは少々危険です。借りすぎによるキャッシング地獄になることを防ぐためにも、むしろ最高借入限度額が小さいカードローンを利用する方がいいでしょう。
新入社員は、中小業者での借り入れはおすすめできない
その他、新入社員のキャッシング利用で注意することとして「中小業者では借り入れしない」という点があります。なぜ中小業者で借りてはいけないのか―。理由は「返済・借入が不便」だからです。
借り入れはともかく、返済が不便というのは致命的です。ついつい返済が滞るので、遅延・延滞も起きやすいですし、借入残高もなかなか減っていきません。
中小業者は、ATMでの借入・返済がしづらい
具体的にどのように返済が不便なのかというと、ATMでの返済ができない、ということです。一応ATMはあるのですが「専用ATMが東京に複数台」とかその程度です。コンビニ・銀行のATMは使えないんですね。
また、ATM自体がない業者の場合「事前に電話連絡してから振り込む」というやり方です。つまり、毎回連絡しないといけないので「少額だけど返済」というのはしづらいのです(やってもいいですが、面倒な対応をされます)。
ということで、ついついコツコツ返済するのをサボってしまうんですね。新入社員の人は特にこれで返済のモチベーションが落ちてしまうので、くれぐれも大手のキャッシング業者で借りるようにしましょう。