みずほ銀行のおまとめローンは、低金利&審査に通りやすい

銀行カードローン

2015.09.10

mizuho-omatome

みずほ銀行カードローンには、プロミス・アイフル・アコムなどのような「おまとめ専用のコース」はありません。しかし、もともと銀行カードローンだから「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」ですし、手金利で借入限度額も大きいので、そのままおまとめローン(返済計画再編のための融資)として利用可能です。

ここでは、みずほ銀行をそのようにおまとめローン(返済計画再編のための融資)として利用するのは、お得かどうか―。金利・審査などのポイントからまとめます。

みずほ銀行カードローンはおまとめに積極的

まず、みずほ銀行カードローンがおまとめローン(返済計画再編のための融資)としてもおすすめな点として「返済計画の再編に積極的」ということが言えます。おまとめローン(返済計画再編のための融資)というのは面倒な手続きも多く、「多重債務者」というリスクのある利用者に融資することになるので、あまり積極的でない銀行カードローンが、実は多いのです。

そういう銀行で返済計画の再編の申し込みをする場合、当然審査落ちしやすくなります。しかし、その点みずほ銀行はまったく安心。公式サイトで大きく「借り換え・おまとめ可能」と明記されているので、審査通過しやすくなっています。

みずほ銀行のおまとめは低金利?他の銀行と比較

実際、みずほ銀行カードローンの返済計画の再編は金利面でもお得なのかどうか。借入金額ごとに他の銀行と比較して、検討しましょう(キャッシングは借入金額ごとに適用金利が変わるので、金額ごとに比較する必要があるのです)。

返済計画の再編の総額は、大体100万円~300万円なので、100万円・200万円・300万円のそれぞれの金額帯で、主な銀行カードローンを一覧・比較してみましょう。

借入総額100万円の場合の返済計画の再編

まず、「借金総額100万円」の時の、それぞれの銀行カードローンの金利を比較します。100万円というのは、返済計画の再編をするときの最小金額と思ってください。

  • みずほ銀行…12.0%
  • 三菱UFJ銀行…12.6%
  • 三井住友銀行…13.2%
  • ジャパンネット銀行…15.0%
  • オリックス銀行…11.8%

…というように、総合的に見てみずほ銀行はかなり安いです。オリックス銀行カードローンが「0.2%」という僅差でみずほ銀行より低金利ですが、6つの銀行の中で2位というのは、かなりの好順位でしょう。

そのため、100万円程度の少額の返済計画の再編でも、みずほ銀行のおまとめローン(返済計画再編のための融資)はおすすめと言えます。

おまとめ総額200万円の場合のみずほ銀行と他行比較

続いて、「借入総額200万円」の時で、みずほ銀行と他の銀行の金利を、一覧&比較しましょう。200万円というのは、多重債務の金額としては割とポピュラーな数字です。

  • みずほ銀行…9.0%
  • 三井住友銀行…11.0%
  • オリックス銀行…9.4%
  • 三菱UFJ銀行…9.6%
  • ジャパンネット銀行…10.0%

この200万円の一覧・比較では、みずほ銀行が「一番の低金利」になっています。2位のオリックス銀行にも「0.4%」という差をつけており、これはかなり大きいといえます。

返済計画の再編で一番多い金額の時に、このように一番の低金利なわけですから、「みずほ銀行のおまとめローン(返済計画再編のための融資)は、すべての業者・ブランド・銀行でも特におすすめ」と言えるでしょう。

300万円の借金総額をまとめる時の金利で比較

続いて「借金合計金額300万円」の時の適用金利で、比較してみましょう。300万円以上の多重債務というのはめったにないので、これがおまとめローン(返済計画再編のための融資)の金額としては、大体最高と言っていいでしょう。

  • みずほ銀行…7.0%
  • ジャパンネット銀行…6.5%
  • 三菱UFJ銀行…7.1%
  • オリックス銀行…9.4%
  • 三井住友銀行…9.0%

ここでも、みずほ銀行は「2位」につけています。一番安いジャパンネット銀行には0.5%と少々差をつけられていますが、それでも他の銀行よりは大分安いと言えるでしょう。

三菱UFJ銀行は、みずほ銀行と0.1%の差で、かなり肉薄しています。300万円の多重債務をまとめる時には、三菱UFJ銀行(バンクイック)もいいかも知れません。

(もっとも、バンクイックはあまり返済計画の再編には積極的でないので、審査に通りにくいかも知れませんが…)

みずほ銀行のおまとめローン(返済計画再編のための融資)の金利&審査・まとめ

以上、みずほ銀行での返済計画の再編(おまとめローン(返済計画再編のための融資))についてまとめると「全体的に、トップレベルの低金利」といえます。

上にあげた主要な6つの銀行のカードローンで、金額帯ごとに「2位、1位、2位」という成績ですから、特に安定して低金利な銀行…と言えるでしょう。

加えて、序盤に書いた通りおまとめローン(返済計画再編のための融資)に積極的なので「審査に申し込みやすい」というのも大きなメリットです。このように「借りやすさ・低金利」という二点の条件をクリアしているので、多くの人の返済計画の再編に、おすすめできると言えるでしょう。

みずほ銀行カードローンは借り換え・乗り換えも可能?

みずほ銀行カードローンは、ここまで書いてきた通り、おまとめローン(返済計画再編のための融資)(返済計画の再編)のための利用・借り入れも、まったく問題なく出来るようになっています。そこで次に気になるのは、「借入先の変更のための融資としても、みずほ銀行カードローンは利用できるのか」ということでしょう。

結論から書くと、返済計画の再編だけではなく、乗り換え・借り換えのためであっても、みずほ銀行カードローンは普通のキャッシングそのままで、問題なく利用することが出来ます。(普通のキャッシングのままというのは、おまとめ・借り換え専用のコース・プランを利用する必要はないということです。)

ここではこうした「おまとめローン(返済計画再編のための融資)だけでなく、乗り換え・借り換えでも利用できるのか」という点について解説していきましょう。

おまとめローン(返済計画再編のための融資)がいいなら、乗り換え・借り換えもOK

これはみずほ銀行カードローンに限定された話ではないのですが、返済計画の再編のためにおまとめローン(返済計画再編のための融資)として利用できる銀行キャッシングであれば、実は借り換え・乗り換えでも全く同様に利用できるというシステムになっています。つまり、みずほ銀行カードローン以外の銀行キャッシングでも、返済計画の再編ができるようになっていれば、その通常のカードローンでそのまま、借り換え・借入先の変更のための融資としても利用することが可能というわけですね。

この理由は、わずかでもキャッシングの知識がある人ならよくご存知でしょうが、銀行カードローンはもともと貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)という点に理由があるわけですね。おまとめローン(返済計画再編のための融資)にしても、乗り換え・借り換えにしても、これらを実行するためには、「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)のカードローン商品」である必要があるのです。

つまり「年収の3分の1以上借りられる」ということが、大前提なんですね。多重債務者・借入超過者の方々というのは、みずほ銀行カードローンでお金を借りていても、あるいは他の借入先でキャッシングしていたとしても、ほぼ確実に「年収の3分の1以上」か「年収の3分の1いっぱい」までキャッシングをしています。

返済計画の再編や乗り換え・借り換えというのは、一度、現在の借入総額と同額を借りて、それで今の他社借入を全額返済して、追加で借りた同額分だけが残るというシステムによって、成り立ちます。つまり「一瞬だけ、借入総額が2倍になる」ということなのです。年収の3分の1まで借りていたとしたら「年収の3分の2」の金額に、一時的に到達するわけですね。

借りた後、すぐにそれを他社借入の一括返済に使うので、あくまで「年収の3分の2」になるのは「一瞬だけ」です。しかし、一瞬とは言え貸金業法第13条の2第2項の規定の「年収の3分の1までしか借り入れができない」というルールを越えることになるので、「貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)」(例外・除外)であることが必要なのです。

銀行カードローンはすべて、最初から貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)

これは消費者金融・カードローンについて知っている人にとっては常識でしょうが、銀行カードローンは消費者金融と違い、見出しの通り最初から貸金業法第13条の2第2項の規定の範囲外(例外・除外含む)となっています。つまり貸金業法第13条の2第2項の規定というのは、消費者金融やクレジットカードのキャッシングを規制する「貸金業法」という法律の中のルールであって、銀行法で管理されているみずほ銀行カードローンなどの銀行キャッシングは、無関係ということなんですね。

なので、カードローン・キャッシングだったらすべて貸金業法第13条の2第2項の規定が適用されると考えている人も多いですし、インターネット上の口コミ・評判でもそうした内容が記載されていることがありますが、それは間違いなのです。(誰でも間違うことはあるので、別に悪くありませんが)

みずほ銀行カードローンにしても、その他の金融機関のキャッシングにしても、このように「おまとめローン(返済計画再編のための融資)や借入先の変更のための融資として利用する以前に、そもそも最初から貸金業法第13条の2第2項の規定が関係ない」ということなんですね。なので、返済計画の再編だけでなく、他社からの借り換えもできるし、他の金融機関からの乗り換えもできる、というのはごく普通のことなのです。

みずほ銀行カードローンで借り換えをする時のポイント

このように、借り換え・乗り換えとしても利用できるみずほ銀行カードローンですが、実際に他の銀行カードローン・消費者金融からの借り換え・乗り換えをみずほ銀行カードローンでする時には、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

これはまず、別の銀行カードローンでお金を借りている場合は、その銀行のキャッシングの実質年率(金利)よりも、みずほ銀行カードローンの金利の方が低金利であるということを、確認するということが、最初に必要になります。これは当たり前ですね。「借り換え・乗り換えしたのに、逆に高金利になった」というのでは、乗り換え・借り換えをする意味が全くないですから。

(このようなデメリット・注意点は、おまとめローン(返済計画再編のための融資)の場合もたまにあるので、注意してください)

ただ、この点については、みずほ銀行カードローンの場合はさほど心配は要りません。というのは、大手の銀行キャッシングでみずほ銀行カードローンより低金利なのは、イオン銀行カードローン・ソニー銀行カードローンくらいしかないからです。これらの銀行カードローンから借り換え・乗り換えをするということでなければ、すべてみずほ銀行カードローンに乗り換えた方が低金利になるということですね。

もちろん、アコム・SMBCモビット・アイフル・プロミス・ノーローンなどの大手の消費者金融から乗り換える分には、確実に低金利になります。消費者金融・銀行カードローンの金利比較になるので、これは当然ですね。このように「みずほ銀行カードローンで借り換えて、逆に金利が高くなる」ということは、よほど特殊なケースでなければないので、この点は心配しなくて大丈夫です。

みずほ銀行カードローンでおまとめ・借り換えをする注意点

みずほ銀行カードローンでおまとめローン(返済計画再編のための融資)として借り入れをしたり、あるいは借入先の変更のための融資として申し込みをするというのも、ここまで書いてきた通り、全ておすすめです。ただ、当然ですがキャッシング・カードローン・消費者金融のサービスを利用する時に限らず、人間が何かの商品・サービスを利用する場合には、必ず注意点が存在します。

ここでは、みずほ銀行カードローンで返済計画の再編をしたり、あるいは他の消費者金融・銀行カードローンからの借り換え・乗り換えをするという時に、どのような点に注意すればいいか、ということを解説していきます。

グレーゾーン金利で借りていたかどうか

みずほ銀行カードローンで返済計画の再編をする場合だけではなく、これはどの消費者金融やキャッシングブランドで返済計画の再編をする場合でも同じなのですが、過去にグレーゾーン金利で借り入れ・借金をしていて、それによって過払い金が発生している場合は、その返還請求をしてから返済計画の再編をするというのが基本になっています。

というのは、返済計画の再編をした後だと、もう過払い金の返還請求ができなくなるのです。その過払い金の総額がどれだけ多額・高額であったとしても、もう一切過払い金の返還請求はできなくなるんですね。

この理由は、返済計画の再編をすることによって、その過払い金が発生していたキャッシング業者と、契約を解約することになるからです。解約したということは「ここまでの契約に不備はなかった」ということに同意した、という扱いになります。つまり「過払金も、なかったことになる」というわけですね。

なので、みずほ銀行カードローンで返済計画の再編(返済計画の再編)をするにしても、あるいは他の銀行カードローン・消費者金融を選ぶにしても、事前に「自分のこれまでの借入・返済の履歴の中で、過払金が発生していないかどうか」をチェックする必要があるわけですね。そして、過払金が生じていた場合には、まずはその過払い金の返還請求をしてから、みずほ銀行カードローンなどでのおまとめ・借り換えの審査に申し込む必要があるということです。

(別にしなくてもいいですが、そうしないと過払い金の返還請求ができなくなり、大変な損をすることになります)

おまとめしても低金利にならない?

これは、みずほ銀行カードローンの場合はめったにないことですが、みずほ銀行カードローンと同じか、あるいはもっと低金利な借り入れ先からの返済計画の再編・乗り換え・借り換えだと、低金利にならないということがあります。

結論を書くと、先にも書いた「ソニー銀行・イオン銀行カードローン」がそれです。それぞれの上限金利が、下のようになっているからですね。

  • イオン銀行…13.8%
  • ソニー銀行…13.8%
  • みずほ銀行…14.0%

このように、みずほ銀行カードローンよりも、イオン銀行カードローン・ソニー銀行カードローンの方が「0.2%」上限金利が低金利になっているわけです。なので、これらの銀行カードローンからみずほ銀行カードローンへの借り換え・乗り換えを実行した場合には、当然「金利が下がるどころか、逆に高金利になる」ということになります。

ただ、このような乗り換え・借り換えをすることはまずないでしょうし、この点は問題ないでしょう。その他の大手の銀行カードローンについては、すべてみずほ銀行カードローンの方が上限金利が低金利になっているので、乗り換え・借り換えをすることによって、金利を下げることができます。


以上、みずほ銀行カードローンでおまとめローン(返済計画再編のための融資)を利用する(借り換え・乗り換えをする)ことの注意点も踏まえつつ、みずほ銀行カードローンで返済計画の再編などをするメリットについて書いてきました。これらの内容を参考にしながら、多重債務者・借入超過者の方々は、返済計画の再編や乗り換え・借り換えをすることを、検討していただければと思います。

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