年収300万円の正社員に、おすすめのおまとめローンを徹底比較
年収300万円の正社員―。という条件でおまとめローン(返済計画再編のための融資)を利用する場合、どのカードローン会社から借りるべきか―。これは、消費者金融より銀行カードローンをおすすめします。
理由は、年収300万円ということは「100万円以下」の借入総額だからです。このくらいの少額の返済計画の再編の場合は、消費者金融よりおまとめローン(返済計画再編のための融資)の方がいいのです。
100万円以下の返済計画の再編は、銀行カードローンが低金利
おまとめローン(返済計画再編のための融資)の金利は、金額帯によって安い選択肢が変わります。
- 100万円以下…銀行カードローン
- 100万円~200万円…両方互角
- 200万円~300万円…消費者金融
- 300万円以上…銀行カードローン
…という風です。そして、上にも書いた通り「年収300万円」の人は、「年収の3分の1までしか借りられない」というルールによって、借入総額は「100万円以下」になっているはずです。
この場合、上の一覧に合わせて「銀行カードローンで借りる方が低金利」となるわけですね。
100万円以下での適用金利一覧&比較
実際に、100万円以下で適用される金利を、銀行カードローンと消費者金融のおまとめローン(返済計画再編のための融資)で比較してみましょう。まず、消費者金融の3社です。
- プロミス…17.8%
- アコム…18.0%
- アイフル…15.0%
続いて、銀行カードローンの5社です。この5つの銀行は、どれも「おまとめローン(返済計画再編のための融資)の審査に申し込みやすい」と言われている銀行カードローンです。
- イオン銀行…8.8%
- オリックス銀行…11.8%
- みずほ銀行…12.0%
- 横浜銀行…11.8%
それぞれの最安を比較すると、
- アイフル…15.0%
- イオン銀行…8.8%
…となります。「全然違う」というのがわかるでしょう。「もはや2倍に近い」レベルです。
ということで、100万円以下でのおまとめローン(返済計画再編のための融資)というのは、消費者金融の金利は絶望的に高いんですね。しかし、これが「200万円~300万円」だと逆転して、消費者金融(というよりプロミス)が、一番低金利になります。
年収300万円の正社員だったら、関係ない
というように消費者金融の方が低金利な金額帯もあります。しかし、先にも書いた通り「年収300万円」だったら関係ないんですね、100万円以上の借金総額は。
正社員だろうと、契約社員・派遣社員・嘱託社員だろうと、年収300万円である限り同じです。というわけで、年収300万円の人のおまとめローン(返済計画再編のための融資)は「銀行カードローンがいい」となるのです。
銀行カードローンのなかで、どこで返済計画の再編するべきか?
では、銀行カードローンの中でもどこで選ぶべきか。これは、重視する条件によって違います。「金利が安い」というだけだったら、先にも書いた通り「イオン銀行」が一番です。
ただ、イオン銀行のカードローンは「イオン銀行の口座がないと最短即日借り入れできない」という難点があります。口座開設には5日ほどかかるので、この点がデメリットです。
一方、イオン銀行以外の4つの銀行は、すべて「その銀行の口座なしでも最短当日借入OK」です。土日・祝日の場合は口座が必要だったり、そもそも土日審査できなかったりしますが、とりあえず「口座なしで借りる」ことは可能です。
みずほ銀行・横浜銀行は、土日融資はできません。そのため、もし土日・祝日に返済計画の再編をしようとする人がいたら、みずほ銀行・横浜銀行以外の銀行にしましょう。
また、横浜銀行は平日でも、当日口座開設して借りるというのが少々難しいです。できますが、時間がかかるのでかなりギリギリになります。普通のキャッシングでも難しいので、おまとめローン(返済計画再編のための融資)の場合はさらに難しくなるでしょう。