一番安い金利でお金を借りる方法は?→銀行カードローンがおすすめ
一番安い金利でお金を借りる方法―。これは「銀行カードローンでキャッシングする」ということです。友達や家族から借りる以外では、これが一番低金利な方法で、間違いありません。
銀行カードローンは、奨学金並の低金利になる
銀行カードローンの金利はどのくらい安いのか―。最高に安い場合、横浜銀行カードローンの「1.9%」という金利になります。これは、日本学生支援機構が提供する「奨学金」に近い金利です。
民間の融資で、しかも使い道自由のカードローンでも、そのくらい低金利になるんですね。これが銀行のキャッシングの魅力です。
借入金額ごとの、1ヶ月の利息
具体的に、銀行カードローンでいくら借りると、1ヶ月でいくらの利息になるのか―。金額帯ごとに一覧にしました。
- 1万円…120円
- 5万円…600円
- 10万円…1200円
- 50万円…6000円
- 100万円…1万2000円
…という風です。多くの人の借り入れは10万円未満のはずなので、月々の利息は「1200円未満」です。10万円借りて1ヶ月で1200円だったら、かなり安いでしょう。
(この利息は、銀行カードローンの平均金利の場合です。もっと安い&高い銀行もあります)
他のキャッシング方法と金利を比較すると?
他のキャッシング方法と、銀行カードローンで金利を一覧・比較してみましょう。ここでは、「実質年率」という金利の数字で書きます。
- 銀行カードローン…14.5%
- 消費者金融…18.0%
- クレカ(ショッピング)…15.0%
- クレカ(キャッシング)…18.0%
…というように、かなりの低金利になっています。クレジットカードの「ショッピング」もなかなか安いですが、買い物限定というのが難点。現金を借りられる「キャッシング機能」については、大体が消費者金融と同じくらいの金利になっています。
ちなみに、消費者金融の金利の場合、「10万円を1ヶ月借りた」時の月々の支払いは「1500円」です。銀行カードローンなら「1200円」なので、「25%高くなる」ということですね(銀行カードローンと比較して)。
状況・条件によっては、国の融資もあり
「銀行カードローンが一番低金利」と書いたものの、当然もっと低金利な融資はいろいろあります。その一つが「国の融資」で、たとえば「生活福祉資金貸付制度」などがあります。
この制度は、生活に困窮した人のためのもので、生活に関するありとあらゆる費用を融資してくれます。融資なので返済しないといけないですし、必要最小限のお金しかありませんが、とりあえず生活を立て直すには十分な金額です。
国の融資なので、最短即日借り入れは難しい
当然ですが公的な融資である以上、消費者金融や銀行カードローンのように「最短当日融資」というわけには行きません。生活福祉資金の場合、申し込みから実際に手元にお金が来るまでに「約3週間」かかります。
今すぐにお金が必要、という場面では絶対に使えない融資です。そのため、そういうピンチは銀行カードローンや消費者金融で切り抜ける必要がありますが、それと並行して、生活福祉資金のようなものも申し込んでおくといいでしょう。
病気の治療で、西洋薬と漢方薬を併用するように、短期と長期の対策は両方実行していく必要があります。
何にせよ「一番低金利の融資」というのは、生活福祉資金などの国の融資に違いありませんから、生活に困っている人は、ぜひチェックしてみてください。
消費者金融でも「30日間無利息」だったら安い
消費者金融の金利は銀行カードローンよりも「2割~3割」高いです。しかし「30日間無利息」で借りる場合、最初の5ヶ月は銀行カードローンよりも安くなります(トータルの利息総額が)。
消費者金融で30日間無利息で借入可能なのはプロミス・アコムですが、このどちらかで借りれば、審査が厳しい銀行カードローンで申し込むよりも、よほど確実にピンチを切り抜けることができる…と言えるでしょう。