銀行カードローンの最低借入金額はいくら?→限度額10万円が一般的

銀行カードローン

2015.09.13

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銀行カードローンの最低借入金額は、ハッキリと決まってはいませんが、大体10万円です。というのは、これ以下の少額で融資しても、審査にかかった人件費などのコストを回収できないからです。

仮に10万円を1ヶ月借りたとすると、それで発生する利息は「1200円」です。銀行のオフィス代やシステムの整備費などもろもろを考えると、10万円の利息だけでは赤字なのです。

(10万円では赤字でも、その人がそれでキャッシングに慣れて、その後どんどん借り入れをしてくれれば利益が出ます)

ということで、銀行カードローンの最低借入金額は、基本的に「10万円」と考えてください。

「必ず10万円借りないといけない」というわけではない

「最低借入金額10万円」といっても、「申し込みしたら、絶対に10万円借り入れしないといけない」…というわけではありません。あくまで「限度額10万円」ということで、借り入れ自体は1万円でも2万円でもいいのです。

「限度額は10万円ですが、おいくら振り込みしますか?」と聞かれるので、その場で希望の金額を伝えましょう。また、振り込みでなくATMから直接借り入れする場合は自分で金額を設定して引き出すだけです。

ということで、最低借入金額というのは、銀行カードローンでも消費者金融のキャッシングでも、特に意味はないと考えてください。(あまり深く考えなくていいということです。

借り入れできる最小単位は「1万円」か「1000円」

別の意味での「最低借入金額」はあります。これはATMや振り込みで借りる時の「金額の単位」ですね。つまり「1万8259円振り込んでください」などというのはダメなわけです。

切り良く「2万円」というか、あるいは「1万8000円」という風にしか、指定できないということですね。もちろん、これにクレームをつけるような利用者はいないでしょう。

この最低借入単位ですが、多くの場合は1万円。アイフルなどは1000円単位となっています。

1000円単位の借り入れは、ちょっとした用事で便利

アイフルのように1000円単位で借りられる業者・ブランド・銀行の場合、ちょっとお金が必要になった、という場面で非常に便利。たとえば飲み会で4000円必要とか、そういう場面でも、必要な金額だけを借りることができます。

反面、そうしてチビチビ使っていると、1回あたりの借り入れの緊張感が薄れてしまい、いつの間にか大きな借入総額になっている…ということもしばしばあります。

「塵も積もれば…」ではありませんが、実際こうした小さな積み重ねというのは、意外と大きな数字になるのです(積立投資などがいい例ですね)。

そのため、アイフルなどの1000円単位での借り入れは確かに便利ですが、油断はしないようにしましょう。

銀行カードローンの借入希望金額は、いくらが一般的?

「最低借入金額は特にない」という話をしたところで、では「多くの人が借りる、一般的な金額はいくらか」という話をしましょう(日本人は平均的な行動が好きですね)。

一般的に、銀行カードローンで与えられる限度額は「30万円~100万円」が多いです。消費者金融だと「10万円~50万円」が多いですが、銀行カードローンはそれより一歩上…という印象です。

銀行カードローンは基本的に高額融資が多い

銀行カードローンはそもそも、10万円以下のような少額を融資するには向いていません。審査に時間もかかりますし、金利も低いからです。金利が低いということは「たくさん融資しないと、元が取れない」ということです。

たとえば投資でいうなら、資産10億ある人が「年率3%」で運用すれば、年収3000万円になります。しかし、資産100万円でこの年率だと、年収3万円にしかならないんですね。

というように、「利率が低い」ということは「たくさんの元金がなくてはいけない」ということです。つまり「高額融資しないといけない」わけです。ということで、銀行カードローンは消費者金融よりも「高額キャッシング専門」となるわけですね。

そのため、10万円以下という融資は消費者金融よりは遥かに少ないです。基本的に30万円以上が多いです。

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