しんきんカードローンと銀行キャッシングを比較～金利・限度額・審査など～

比較

2016.01.25

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しんきんカードローンと銀行キャッシングを比較すると、どちらの方がメリットがあるか―。簡単にポイントをまとめると、下の通りです。

となります。「総合的に、銀行カードローンの方が有利」と言えます。

金利は僅差で、銀行カードローンが安い

まず金利の比較ですが、微妙な差で、銀行カードローンの方が安くなっています。それぞれ、大体の金利を比較すると、下のようになります。

という風です。これはあくまで「大体」です。銀行キャッシングにしても、しんきんカードローンにしても、どちらも「金融機関によって違う」ので、一概には言えないのです。

ただ、全体的な平均はこのくらいの金利になります。そして、僅差で銀行カードローンの方が低金利…となっています。

さらに、どちらが審査に申し込みやすいかと比較した時も、銀行カードローンに軍配が上がります。「金利が低いのに、何で審査に申し込みやすいのか」と言ったら、答えは簡単。

銀行は「薄利多売でやっている」のです。薄利多売などというと、消費者を商品にしているようで印象が悪いかも知れませんが、わかりやすく言うとこういうことです。

銀行の方が規模にまかせて「多数の人々に融資」しているので「一人ひとりからもらう利息が小さくてもOK」ということですね。

そして「たくさん融資した方がいい」ので、審査基準も信用金庫のカードローンより緩めになる…ということです。（銀行が公言しているわけではありませんが、論理的に考えてそうなります）

審査にかかる時間も、銀行キャッシングの方が断然短くなっています。これは銀行によっても違うのですが、たとえば下のような銀行カードローンだと、かなり早く審査してくれます。

という風です。これに対して、信金のキャッシングの場合「早くても最短即日」です。「最短翌日」という信用金庫も多く、審査スピードに関しては、これもやはり銀行カードローンに軍配が上がると言っていいでしょう。

連続で銀行キャッシングばかりを評価しているようですが、実際にそうなので仕方ありません。借入限度額でも、信用金庫より銀行カードローンの方が有利になっています。

というのが、両者の一般的な最高借入限度額。信用金庫の「500万円」というのは、銀行カードローンにとっては「少ない金額」なのです。

大手の銀行キャッシングの平均限度額は「800万円」となっています。三井住友銀行・オリックス銀行・ソニー銀行・イオン銀行…と、大部分がそうです。

例外として三菱ＵＦＪ銀行やりそな銀行の「500万円」があるくらいで、500万円は、銀行カードローンの限度額としては「少ない部類」に入るんですね。

ということで、借入可能金額についても銀行キャッシングの方が、信用金庫より上だといえます。

最後に、しんきんカードローンの方が有利な点をあげると「すでに信用金庫を利用している人は、審査に通りやすくなる」という点があります。もちろん、その利用実績の内容によりますが、

などの条件を満たしていれば、しんきんカードローンでの審査はかなり有利になります。特に信用金庫独特のルールといえば、

でしょう。地域に密着しているので、信用金庫にとって「地元での口コミ・評判」というのは、非常に重要です。また、長くその地域に住んでいる人だったら、

といえます。ということで、普通の消費者金融・銀行カードローンでは評価されない「その地域での居住年数」というデータが、多少なりとも、審査に影響するということですね。

というような条件を満たしている人であれば、しんきんカードローンの審査は、消費者金融・銀行より通りやすいといえます。このような人だったら、信用金庫のキャッシングでお金を借りるメリットがあるでしょう。

以上、しんきんカードローンと銀行のキャッシングを、金利・審査通過率・審査スピードなどで比較しました。お金を借りることを検討中の方に、参考にしていただけたら幸いです。