Fマネーカードは最短即日キャッシング可能?審査にかかる時間は?

消費者金融キャッシング

2015.10.17

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Fマネーカードは、最短即日キャッシングができません。早くても翌日の融資で、長い場合は10日~2週間かかることもあります。

ということで、金利面などでは条件がいいのですが、最短当日借入については、消費者金融のカードローンよりも不利になっています。

最短当日キャッシングをしたい場合は、消費者金融で

冒頭にも書いた通り、Fマネーカードは最短当日借入ができません。そのため、急ぎで借りたい人はアコム・プロミス・アイフルなどの消費者金融で申し込みすることをおすすめします。

「消費者金融の金利より、Fマネーカードの方が低金利」と思っている人もいるかも知れません。しかし、それほど金利は違いません。特にプロミスの場合、Fマネーカードと同じ金利です。

Fマネーカードと大手の消費者金融の金利比較

大手の消費者金融とFマネーカードの金利を、一覧で比較すると下のようになります。

  • Fマネーカード…4.4%~17.8%
  • プロミス…4.5%~17.8%
  • アイフル…4.5%~18.0%
  • アコム…4.7%~18.0%
  • SMBCモビット…3.0%~18.0%
  • ノーローン…4.9%~18.0%

このように、確かにFマネーカードが一番低金利ではあります。しかし、「上限金利…17.8%」はプロミスと同じですし、下限金利の「4.4%」も、プロミスの「4.5%」と、0.1%しか変わりません。

下限金利は、Fマネーカードもプロミスも「500万円まで」借りた時の金利です。そこまで借りることはまずありませんし、そこまで借りて「ようやく0.1%」の金利差なのです。

そう考えると、プロミスとFマネーカードの利息の差は、ほとんど生じないと言ってもいいでしょう。それでプロミスの方が簡単に最短即日借り入れできるわけですから、急ぎでお金を借りたい時、どっちで申し込むべきかは、言うまでもありません。

プロミス以外の消費者金融でも、あまり差はない

また、プロミス以外の消費者金融の金利と比較した場合も、それほどの金利差はありません。上限金利というのは「100万円以下」という「少額融資」で適用される金利です。

そうした少額の借り入れでは「0.2%」という金利差は、ほとんど意味がないんですね。たとえば消費者金融と銀行カードローンだと「約3.5%」金利が違いますが、それでもほとんど利息差は生じません。

「10万円を1ヶ月借りる」という条件で、「300円」の利子の差です。ということは、単純計算で「1%あたり100円」の利息差なので、「0.2%の利息差=20円」ということになります。

つまり、「10万円の融資で1ヶ月」という条件でも、Fマネーカードと消費者金融の利息の差は「たったの20円」なのです。「10万円の借り入れで20円」の利息差は、ないも同然です。これだったら、最短即日借り入れできる他の消費者金融で借りた方がいい…という考え方もあるでしょう。

Fマネーカードは魅力が大きいが、最短当日融資は無理

上のように書いたものの、一番低金利なのは確かにFマネーカードです。ということで、金利の安さを求める人にとっては、すべての大手の消費者金融よりも、優れたカードローンだと言えるでしょう。

他にも「ファミマTカードの利用実績が評価される」など、Fマネーカードには利点がたくさんあります。総合的に非常におすすめできるカードローンですが、とにかく「最短当日キャッシング」はできません。

できない以上「その日中に借りたい」という人の場合、残念ながらFマネーカードでは借りられないということになります。「八百屋で魚は買えない」というのと同じで「無理なものは無理」という、シンプルな話です。

そして、最短即日借り入れするなら消費者金融がおすすめですが、その消費者金融も「Fマネーカードと比較して、それほど金利が高いわけではないよ」ということを、伝えるために書いた内容です(上の一文は)。

Fマネーカードは、なぜ審査時間が長いのか?

Fマネーカードの審査時間が長い理由―。これは「クレジットカードが本業の会社」という点にあります。Fマネーカードを提供している「ポケットカード」という会社は、「ファミマTカード」などのクレジットカードを発行している会社なのです。

こうしたクレジット会社は、現金でのキャッシングよりも「ショッピング」を重視します。理由は、クレジットカードをのショッピング利用を盛り上げるには、「とにかくたくさんの店舗に、導入してもらう」必要があるからです。

そして、店舗に導入してもらうにはどうすべきか―。これは「たくさんの人に、ショッピングしてもらう」のが一番なんですね。

  1. クレジットカードAで買い物するお客さんがいる
  2. 飲食店などのオーナーが「クレジットカードAは人気だな」と思う
  3. オーナーが導入する
  4. お客さんがそれを見て「あ、ここでもクレジットカードAが使える」と思う
  5. 加入者が増える→最初に戻る

…という風に「利用者が増える」→「導入店が増える」→「さらに利用者が増える」という好循環を繰り返す―。それが「クレジットカードが定着する仕組み」なんですね。

この好循環を確固たるものにするためには、とにかく「ショッピングに力を入れる」必要があります。そのため、クレジット会社は「キャッシング機能」にはあまり力を入れないのです。

というわけで、現金でのキャッシング専用であるFマネーカードは、どうしても審査が遅めになるんですね。というわけで、最短即日借り入れもできなくなっている…ということです。

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