横浜銀行カードローンの審査 ~アルバイト・パート・フリーターも融資可能~
横浜銀行カードローンの審査基準は、基本的には「自分の収入がある人」というのがルール。しかし、専業主婦など「無収入でもOK」という職業・属性は、結構あります。
逆に学生の融資は、たとえアルバイト収入があっても不可能など、一部「借りられない職業・属性」もあります。ここではそんな「横浜銀行カードローンの審査基準」についてまとめていきます。
自分の収入がない専業主婦が一番申し込みやすい銀行
実は、横浜銀行カードローンは「無収入の専業主婦が一番申し込みやすい」銀行の一つです。理由は、キャッシングの知識がある人なら知っているかも知れませんが「提出書類が少ない」ということにあります。
本来、収入がない専業主婦の借入審査では、下のような書類が必要になります。
- 本人確認書類
- 住民票
- 配偶者の同意書
…という三種類です。本人確認書類は普通の会社員などの審査でも必要なので、これは特に意味はありません。住民票も問題ないのですが、厄介なのは「配偶者の同意書」です。
これは夫の同意書のことですが、これが必要ということは「夫・旦那にキャッシングがバレる」ということなんですね。勝手に同意書を偽造するのは違反ですから、夫バレ・旦那バレはもう確定なのです。
…ということで、本来銀行カードローンで専業主婦がキャッシングするというのは「夫バレ・旦那バレ必須」なわけです。それが、横浜銀行の審査の場合、劇的に簡単になるんですね。
横浜銀行で提出するのは「本人確認書類」だけ
なんと、横浜銀行カードローンの専業主婦キャッシングは、提出書類が「本人確認書類」だけなのです。つまり「自分の収入で借りる」場合とまったく同じなんですね。夫の収入で借りるのに、普通のキャッシング審査の時とまったく同じなのです。
一応「夫の会社の名刺」も提出します。しかし、別に夫の会社の知名度や肩書などが審査されるわけではありません。夫の会社に在籍確認の電話をかけたりしないですし、夫の収入証明書も必要ありません。
ということは、名刺などいくらでも嘘がつけるということですね。にも関わらず、本当に夫・旦那がその会社で働いているかどうか、確認しない―。ということは「夫の名刺は、一応出すだけ」ということです。
というように、提出書類が極限まで少ないので、横浜銀行は「専業主婦が一番申し込みやすい」銀行カードローンとして評判なのです。
学生キャッシングができないのが横浜銀行のデメリット
逆に横浜銀行カードローンの難点・デメリットといえるのが「学生借入ができない」ということ。冒頭にも書いた通り「アルバイト収入がある学生」でもダメです。
親権者の同意書を用意するなど、より厳しい条件をクリアしても、基本的に借り入れ不可です。ということで、学生でカードローンを利用したいという人は、横浜銀行ではなく、他の銀行カードローンか、あるいはプロミス・SMBCモビットなどの消費者金融で借りるようにしましょう。
フリーター・パート・アルバイトは、みんな借入可能
横浜銀行カードローンは、基本的に「自分の継続収入がある」人だったら、誰でも借入可能(学生は例外です)。ということで、アルバイト・パート・フリーターの人などは、みんな職業・属性としては借入可能です。
「職業・属性としては」というのは、実際に審査に受かるかどうかは、その人の月収や勤続年数などの諸条件による…ということです。そのため「アルバイト・フリーターでも、横浜銀行なら絶対に借入可能」というわけではありませんが、「普通は審査に通る」と考えていただいて大丈夫です。
(普通というのは、ある程度シフトに入っていて、これまでにブラックリスト入りしていない…ということです)
公務員・会社員・OLは全員借入可能
この「全員」というのも「絶対に審査に通る」というわけではありません。あくまで「職業・属性としては、問題なく審査通過できる」という意味です。
これは当然と言えば当然。フリーター・アルバイト・パートなど非正規雇用でOKなのだから、正規雇用の会社員・OLの人々…、まして公務員だったら「神レベル」で借りられると言ってもいいでしょう。
横浜銀行は、自営業・フリーランスなども借入可能
その他の職業・属性についても書くと、下のようないわゆる独立系・フリー系の職業の人も、横浜銀行ではキャッシング可能です。ただし収入証明書の提出が必須になりますが。
- 個人事業主
- フリーランス
- 自営業
- 会社代表者
- 法人経営者
いわゆる「社長」のような人たちですが、社長というのは給料が安定してない分、キャッシング審査では逆に不利なんですね。小学生が思うほど、社長というのは偉くないのです。
ということで、これらの職業・属性の人だと、横浜銀行でも少々提出書類が増えますが、審査自体は問題なく通るので、お気軽に申し込みしてみてください。
横浜銀行カードローンの審査と雇用形態
横浜銀行カードローンでもその他の銀行のキャッシングでも、あるいは消費者金融でも、やはり雇用形態というのは、審査結果に大きく関わるものです。ここでは、それぞれの職業・属性の雇用形態(会社員なら、正社員・契約社員・派遣社員など)が、横浜銀行カードローンの審査基準でどのように影響するか、審査通過率がどの程度変わるか…という内容を解説していきます。
正社員が一番審査に申し込みやすい
これは横浜銀行カードローンであろうと、その他の銀行カードローン・消費者金融であろうと当たり前のことかも知れませんが、やはりいちばん審査に申し込みやすい雇用形態は正社員です。それも、特に東証1部の上場企業など、大企業の正社員は審査に通りやすくなります。
同じ正社員でも、お給料は当然高額な方がいいですし、勤続年数が長ければ長いほど、審査通過申し込みやすくなります。また、数字に現れる部分が同じだったとしても、例えばその会社の公式サイトで、申込者の社員インタビューが掲載されているなど、会社から信用されていることがわかる場合は、さらに借入審査で有利になるという可能性もあります。(横浜銀行カードローンの場合はどうかわかりませんが、少なくとも、そのような会社との関係がある方が一般的に見ても信用できる人だということは、間違いないでしょう)
というように、同じ正社員という雇用形態でも、そこから横浜銀行カードローンの審査で有利になるか不利になるかという点については、多くの基準があります。人や状況・条件によっては、優れた契約社員の方が有利、ということもあるかも知れません。(例えば、社外取締役のような立場ですね)
しかし、そのような例外はあるにしても、基本的にはやはり「横浜銀行カードローンの審査でも、正社員が一番有利な雇用形態」ということは間違いないと思ってください。
派遣社員でもキャッシングできる
正社員が横浜銀行カードローンの審査基準でも特に有利になる、ということを、上の段落では書いてきました。しかし、では派遣社員などは不利なのか、審査に通りにくいのかというと、そうではありません。正社員よりはやや不利になるものの、派遣社員でも横浜銀行カードローンで借り入れをすることは、審査基準としては問題なくできるようになっています。
「審査基準としては」というのは「派遣社員なら誰でも審査通過出来る」という意味ではないということです。当たり前ですが、要は横浜銀行カードローンであっても、その他の借入先であっても、借入資格・申込資格としては、派遣社員は問題ないということですね。雇用形態としては、まったく問題なくキャッシングができる職業・属性に入る、ということです。
契約社員・嘱託社員も借入可能
派遣社員が借入可能ということは、当然横浜銀行カードローンでは契約社員や嘱託社員などもキャッシングが出来る、ということになります。派遣社員より契約社員の方が、雇用形態のランクとしては上ですからね。
(これはキャッシング・カードローン・消費者金融を利用したことがない方でも、一般的な感覚でわかるでしょう。)
嘱託社員という呼び名については、馴染みがあまりないかも知れません。基本的には契約社員のようなものです。契約社員よりも、より期間が短いというイメージだと思って下さい。横浜銀行カードローンの審査基準では、(というより、他の大手の銀行カードローン・消費者金融の審査基準でも)派遣社員や契約社員が問題なく借りられるわけですから、嘱託社員でも借入資格から言えばキャッシング可能、ということになります。
(大事なことなので繰り返しますが、申し込み資格をクリアしているということと、それで審査を通過できるかということは、まったく別の問題です)
横浜銀行カードローンの審査通過率はどのくらいか
続いて、横浜銀行カードローンのキャッシング審査の通過率はどのくらいの数値なのか、というパーセントについて書きましょう。結論を書くと、横浜銀行カードローンの正確な審査通過率は誰もわかりません。公表されていないからです。わかるのは、横浜銀行カードローンの内部の方だけです。(中の人ですね)
ただ、基本的に大手の銀行カードローンの審査通過率は、20%から35%あたりとインターネット上の口コミ・評判で書かれているので、横浜銀行カードローンの審査通過率も、大体この範囲内に収まる、と考えて下さい。かなり幅があるので、収まって当然かも知れませんが、何はともあれこのくらいの確率、ということです。
普通の人の審査通過率は、もっと高い
20%から35%程度と書くと、かなり厳しい審査と感じるでしょう。確かに、通常の審査通過率がこれだったら、相当難しいということになります。極端な話、日本人の上位20%の収入がある人でなければ、お金を借りることができないというわけですからね。
しかし、実際の審査通過率は、横浜銀行カードローンでもどこでも、もっと高いと考えていいでしょう。というのは、キャッシングの審査というのは、最初から審査に通らないことがわかっている借入超過者・多重債務者の方々が、かなり申し込むからです。要は、簡単に書くと「多重債務者・借入超過者が、審査通過率の平均値を下げている」ということですね。つまり、他社借入がないような普通の人であれば、もっと高い確率で審査に通る可能性がある、というわけです。
(可能性があるというより、物理的に考えてほぼ間違いないでしょう)
なので、これまでにキャッシングをしたことがない、あるいはしても現時点での他社借入はないというような人であれば、40%以上程度の高確率で、横浜銀行カードローンでも審査通過をできる可能性があります。最終的にはその人の信用度(クレジットスコア)次第ということですが、一応横浜銀行カードローンの審査通過率が気になる方は、ここで書いてきたような数値を参考にしてみてください。
一番審査通過率が高い銀行カードローンは?
自分の信用度・クレジットスコアにあまり自信がないという方の場合は、できるだけ審査に申し込みやすい銀行カードローンでお金を借りたい、という風に考えるでしょう。「審査通過率が高いのがいいなら、消費者金融で借りればいいじゃん」と思う人もいるかも知れません。
確かのその通りなのですが、「何となく、消費者金融でキャッシングをするのは提供がある」という方も、まだ多いわけですね。今の消費者金融と違い、武富士や商工ファンドなどが問題を起こした頃の消費者金融を覚えている世代の方だと「消費者金融では、基本的にお金を借りたくない」という認識も、一部で根強くあるわけです。
そのような申込者の方々の場合は、横浜銀行カードローンとは違い、できるだけ審査に申し込みやすい銀行カードローンでキャッシングをしたいという発想になるのですが、そのような場合は、どのような銀行キャッシングで申し込みをするのがいいのか。
結論を書くと、上限金利が高い銀行カードローンほど、それに比例して審査通過率も高くなる、という風に考えていいでしょう。金利が高いということはつまり「申込者としては、できれば他で借りたい」からです。となれば、クレジットスコア・信用度が高い人はみんな他の「低金利な銀行カードローン」に行くわけですね。
金利が高い銀行カードローンでは、残った「あまりクレジットスコア・信用度が高くない人」に対して融資するわけです。となれば当然審査基準を下げる、審査通過率を上げる…ということになりまあす。別に審査が甘い・ゆるいということではなく、物理的に考えて自然とこのような構造になりますよね。
ということで、例えば新生銀行カードローン レイクなど、横浜銀行カードローンと違って上限金利(高い方の金利)が高めになっているキャッシングブランドは、少なくとも横浜銀行カードローンと比較すると、それなりに審査通過率が高くなるかもしれない、という風に考えて下さい。
(あくまでそういう可能性もあるというだけで、絶対に審査通過率が高くなるという保証があるわけじゃないのですが…)