返済・借入のしやすい銀行カードローンを比較!無料のATMが多いのは?
返済・借入のしやすさで銀行カードローンを比較すると、「手数料なしで使えるATMが多い銀行カードローン」となります。
- イオン銀行
- オリックス銀行
- ソニー銀行
主にこれらの銀行カードローンです。以下、詳しくまとめます。
銀行カードローンは、提携コンビニATMは全部無料
基本的に、銀行カードローンの借入・返済は、提携コンビニATMは全部無料です。上にあげた銀行はもちろん、ここに名前がない銀行カードローンもほとんどがそうです。
「イオン銀行はセブンイレブンが無料にならない」などの例外はありますが、基本的に「銀行カードローンなら、どこでも無料」というルール。この点は、どの銀行でキャッシングしても同じだと考えてください。
差がつくのは「他の銀行のATM」を使えるかどうか
銀行カードローンの返済・借入のしやすさで差がつくのは「他の提携銀行ATM」です。自分の銀行のATMは当然使えるのですが、「よそのATMも使えるか」ということですね。
この点で、冒頭にあげた4つの銀行は優れています。例えばイオン銀行のカードローンBIGの場合、下の提携銀行のATMを無料で利用可能です。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- りそな銀行
このように「みずほ銀行」以外のメガバンクがすべて揃っています。他の銀行でもこれだけのATMが使え、コンビニも全部無料だったら、もう「いつでも自由に借入・返済できる」と言っていいでしょう。
無料で利用可能なATMが少ない銀行カードローン
逆に「手数料なし」のATMが少ない銀行カードローンも紹介しておきましょう。別に「だからダメ」というわけではありませんが、一応「借入・返済に関しては、これらの銀行は不便だよ」ということです。
ただ、不便な分低金利な銀行カードローンが多いです。要は余計なサービスを削って、金利が安くすることに専念しているということですね。どちらがいいかはその人の価値観によるでしょう。
ということで、あくまで「これらの銀行カードローンはおすすめできない」という意味ではありません。それを念頭に置いて、見てください。
- みずほ銀行
- 横浜銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
特に不便なのは、みずほ銀行・横浜銀行カードローン
上の銀行の中で、特に不便なのは横浜銀行・みずほ銀行のカードローンです。どちらも自分のATMしか使えず、しかも「時間外は有料」というシステム。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行が「時間外も無料」としているのと比較すると、かなり借入・返済で不便な銀行カードローンだと感じます。
みずほ銀行・横浜銀行は、その分金利が安い
ATMでの借入・返済こそ不便ですが、横浜銀行・みずほ銀行はその分、非常に金利が安くなっています。上の4つの銀行の金利を一覧にすると下のようになります。
- みずほ銀行…4.0~14.0%
- 横浜銀行…1.9%~14.6%
- 三井住友銀行…4.0~14.5%
- 三菱UFJ銀行…4.6~14.6%
まず、みずほ銀行を見てみましょう。三菱UFJ銀行には「上限金利・下限金利ともに0.6%」という大差をつけています。そして、三井住友銀行に対しても、下限金利は同じですが、上限金利では「0.5%」という大差をつけています。
上限金利はほとんどの人のキャッシングで適用される金利なので、これが安いということは、多くの場合で低金利で借りられるということ。ということで、三井住友銀行よりもみずほ銀行の方が、低金利と言えるのです。
横浜銀行は、借入金額が大きい時に利息が小さくなる
横浜銀行は、上限金利こそ三井住友銀行・三菱UFJ銀行と同じですが、下限金利が圧倒的に安いです。1.9%という下限金利は、すべての銀行カードローン・消費者金融の中でも最安で、横浜銀行の大きなメリットとなっています。
下限金利自体は「最高限度額まで借りた時」の金利なので、直接は役立ちません。しかし、借入金額が増えれば増えるほどこの下限金利に近づいていくので、特に「借入金額が大きい時に、横浜銀行は低金利」といえます。
このように、横浜銀行・みずほ銀行のどちらも、ATMでの借入・返済は不便ですが、他の銀行カードローンより大幅に低金利、というメリットがあることを強調しておきます。