オリックス銀行カードローンは、どんな人におすすめ? ~職業・属性・年収などで解説~
オリックス銀行カードローンは、どんな人におすすめか―。箇条書きすると下のようになります。
- すでにオリックスのサービスを利用している人
- 200万円以上の高額借り入れをする人
- 返済計画の再編をする人
- 専業主婦・学生以外の人
- 年収150万円~200万円ある人
…という条件の人です。以下、詳しくまとめます。
オリックスのサービスを利用している人は、特におすすめ
オリックスは、知っての通り多くのサービスを提供しています。
- オリックス銀行
- オリックスクレジット
- オリックス生命保険
- オリックス不動産
…などなどです。これらはほんの一部で、基本的にマネーに関するサービスは全部、オリックスグループで提供している…と言っていいでしょう。
関連サービスの利用実績で、審査に通りやすくなる
これはオリックス銀行に限らず、こうした関連サービスのある銀行カードローンの場合、それを使っていると「キャッシングの審査も通りやすくなる」のです。関連サービスの利用実績が評価されるからですね。
カードローン審査というのは、年収や職業も大事ですが、それ以上に大事なのが「クレジットヒストリー」なのです。「その人が、これまでどうやってお金を使ってきたか」という履歴なんですね。
普通キャッシング審査では「個人信用情報」といって、カードローン・分割払い・住宅ローン・クレジットカード…などの「借金に関する履歴」だけが見られます。
しかし、オリックスグループの関連サービスを利用していると「生命保険・不動産」など、多様なジャンルでの、お金の使い方を実績として評価してもらえるのです。
それらを見てオリックス銀行カードローンが、「この人は、長年安定して保険料を払ってくれたから、キャッシングでも大丈夫だろう」と判断し、審査に通るということです。もちろん、最終的に年収や職業、個人信用情報の比重が高くなるのですが、それでも「有利になる」というのは間違いありません。
カードローンに申し込むことで、関連サービスでも有利になる
また、カードローンに受かったことで、今度関連サービスの方でも、以前より金利が下がるなど、さらに有利になるという「好循環」が生まれます。たとえば住宅ローンの金利が安くなる…などですね。
というように「一つのデパートで買い物するほどポイントが貯まる」というのと同じく、オリックスグループのサービスを使い倒すことで、どんどん有利になっていくのです。
そのため、オリックス銀行カードローンは「すでにオリックスを利用している人に、特におすすめ」ということです。
200万円以上の高額キャッシングをする人に
また、オリックス銀行カードローンはキャッシングの世界でも屈指の「高額借り入れ向けのカードローン」です。「専用」と言ってもいいくらいです。
100万円未満など「借入金額が小さい時の金利」は、消費者金融に近いです。しかし、「借入金額が大きい時の金利」は、すべての銀行カードローンの中でも、ベスト5には入るレベルの安さです。
ということで、特に200万円以上という「高額のキャッシング」の時に、おすすめできます。
返済計画の再編でも、低金利でおすすめ
高額融資でおすすめということは、多重債務を返済計画を再編するにも便利…ということ。そのため、「おまとめローン(返済計画再編のための融資)」としての人気も、オリックス銀行カードローンは高くなっています。
特に数百万円レベルの多重債務がある人は、ぜひオリックス銀行でまとめるといいでしょう。
専業主婦・学生以外の職業・属性の人
オリックス銀行カードローンにも難点・デメリットはあり、それが「専業主婦&学生が借り入れできない」ということです。表向き、専業主婦のキャッシングは断っていないのですが、申込みフォームが使えないなど、実質申し込めない状態になっています。
学生は公然と「融資不可」になっているので、こちらも借り入れ不可。その他の職業・属性だったら、アルバイト・パート・フリーターの人々も含め、会社員・OLなど、誰でも借りられるようになっています。
(審査に通ればですが)
年収が150万円~200万円ある人
これは絶対ではないのですが、オリックス銀行カードローンは大体「年収150万円以上」は必要です。以前は申し込み条件にはっきりと「200万円以上」と書いていたくらいで、これは銀行カードローンでも例外的な審査の厳しさでした。
今ではその年収基準はなくなっていますが、現実的には150万円の年収がない人は、オリックス銀行での借り入れは難しくなっています。しかし、逆にそうした一定レベルの年収がある人にとっては、高額を低金利で借りることができる、おすすめの銀行カードローンです。
個人事業主・自営業にも、オリックス銀行カードローンはおすすめ
会社経営者・法人代表者だったり、あるいは自営業・個人事業主であるという方でも、資金繰りなどでキャッシングが必要になることは多いでしょう。そのような方にも、オリックス銀行カードローンでお金を借りることは非常におすすめ出来ます。
ここでは、どのような理由から、こうした独立系の職業の方々にもオリックス銀行カードローンでの借り入れがおすすめなのか、またお金を借りる時にはどのような注意点があるのか…ということを解説していきます。
収入証明書を提出できるなら借入可能
このルールはキャッシングの知識がある人であれば、定石・常識として理解しているでしょうが、オリックス銀行カードローンでもその他のキャッシングブランドでお金を借りる時でも、個人事業主・自営業や法人経営者・会社代表者などの場合は、年収確認資料が必須という条件になっています。言うまでもなく、このような不安定な職業・属性だと、信用度・クレジットスコアを保証するために、所得証明書が必要になるということなんですね。
この点は、当の法人経営者・個人事業主や会社経営者・自営業の方々本人が、一番よく理解しているでしょう。アパート・マンションなどの賃貸の審査でもやはりこのような職業・属性だと厳しいですし、法人口座の開設もクレジットカードの審査もなかなか通らなかったりして、ありとあらゆる場面で「個人事業である」ということとの辛酸を舐めるはずです。
また、そもそも法人化している合同会社・株式会社の社長であればともかく、ただの商店主やフリーランスなどの個人事業主・自営業の場合は「名乗るだけなら、誰でもできる」という状態なんですね。実際に実店舗を経営している商店主であれば、ある程度の信用はありますが、たとえば、ライター・デザイナーなどのフリーランスだと「開業届」を税務署に提出するだけで開業できてしまうわけですから、個人事業主・自営業という職業・属性だけでは、実際に仕事をしているかどうかもわからないのです。
なので、それを確かめるため(事業の実態を把握するため)にも、確定申告書・源泉徴収票などの収入確認資料を提出してもらう必要がある、ということなんですね。なので、オリックス銀行カードローンでもどこでも、大手の消費者金融・銀行カードローンのキャッシングを利用することは、個人事業主・自営業にも確かにおすすめなのですが、代わりに年収確認資料・所得確認資料の提出が必要になるということだけは、注意点として忘れないようにしていただきたい、ということです。
オリックス銀行カードローンはビジネス用もある
厳密に言うと、オリックス銀行カードローンとは違っていて、同じオリックス銀行の系列のサービスなのですが、オリックスグループには、VIPローンカード BUSINESSという、個人事業主・自営業や法人経営者専用の事業用キャッシングもあるという特徴・メリットがあります。言うまでもありませんが、通常のキャッシングで自営業・法人経営者などの方々がお金を借りようとするよりも、こちらのVIPローンカード BUSINESSの方が審査に通りやすくなるはずなので、おすすめです。
もちろん、言うまでもないことですが、この「審査に通りやすくなる」(かも知れない)というのは、いわゆる「審査がゆるい・甘い」ということでは全くありません。あくまで「普通のキャッシングは個人の生活費などの利用用途に限定されているのに対して、VIPローンカード BUSINESSなら、最初から事業性資金を借りるためのものである」ということで、特に事業性資金をキャッシングしたいと考えている個人事業主・法人経営者などの方々にとって、非常に便利である…ということなんですね。
金利水準についても、本家のオリックス銀行カードローン同様低金利になっていますし、最高で500万円という最高与信枠も設定されています。500万円あれば、ほとんどの会社経営者・法人代表者・個人事業主・自営業やフリーランスの方でも、資金繰りや資金調達は何とかなるはずなので、最大融資枠という観点からしても、おすすめできるサービスです。
会社員・OL・公務員よりは審査が厳しくなる
ここまで書いてきた通り、会社経営者・自営業などの方々が借り入れ・借金をしようとする時でも、そのキャッシング先としてオリックス銀行カードローンはおすすめです。ただ、収入確認資料の提出が必要になるという条件でも分かる通り、会社員・OL・公務員などがキャッシングをするよりは、ある程度審査が厳しくなるということは覚悟しておいて下さい。
所得確認資料の提出について言えば、オリックス銀行カードローンは本来「300万円の借り入れまでは、原則年収確認資料の提出は不要」という条件になっているんですね。なので、パート・アルバイト・フリーターにしても、もしくは会社員・OLなどの方々にしても(正社員・契約社員・派遣社員を含みます)、このような「給与所得者の方々」であれば、オリックス銀行カードローンで借り入れをする時に、本来源泉徴収票・給与明細などの収入確認資料を提出する必要はないのです。
しかし、それが個人事業主・法人経営者などに限って必要になる…という時点で、すでに「自営業・会社代表者のキャッシングの審査は、パート・アルバイト・フリーターよりも厳しくなっている」という風に言えるわけです。
このようなことは、先にも書いた通り「実際に個人事業をしている本人が、一番良くわかっていること」でしょう。とにかく事業が軌道に乗るまでは、自営業・個人事業主はもちろん、会社経営者・法人代表者であってもほとんど信用されない…というのが社会の現実なのです。
その他で、オリックス銀行カードローンがおすすめな職業・属性
ここまでは、主に自分の会社を経営している方々や、フリーランスなどの方々の借り入れ(借金)について、オリックス銀行カードローンがおすすめであるが、代わりに審査が厳しい…ということを書いてきました。(その他、VIPローンカードのことなども絡めつつ)
この段落では最後にまとめとして「その他の職業・属性では、どのような人にオリックス銀行カードローンがおすすめか」ということを整理していきましょう。まず、簡単に箇条書きすると、下のようになります。
- ある程度収入が多い、アルバイト・パート・フリーターの方々
- 会社員・OL・公務員として働いている方(契約社員・派遣社員も含む)
という風になります。要は「高収入である」ということですね。当サイトの他の部分でも書いてきた通り基本的に、オリックス銀行カードローンは高額借入向けのキャッシングなので、高額融資ができるだけの高収入を得ている方々におすすめという結論になるのです。
なので「パート・アルバイト・フリーターでも借入可能」という審査基準になっていても、「普通の銀行カードローンと比較すると、同じ非正規雇用でもさらに多めの年収・月収が必要になる」という風に言えますし、要はそれだけ「格が高い銀行カードローン」ということなんですね。審査が厳しいというのは、キャッシング・カードローンの消費者金融の情報サイトでは、しばしば「おすすめできない」という意味で使われることがありますが、本来はむしろ「ステータスが高い」ということで、おすすめできる要素として強調されるべきことなのです。
ということで「一定以上の収入を得ている方であれば、オリックス銀行カードローンは特におすすめ出来る、という風に考えて下さい。