銀行カードローンのローン契約機(自動・無人契約機)とは?
銀行カードローンには「ローン契約機」というものがあります。これは消費者金融でいう自動契約機・無人契約機のことで、ここで審査をしたり、ローンカードを発行したりします。
ローン契約機を設置している銀行カードローン一覧
ローン契約機(自動契約機)は、どの銀行カードローンでも持っているわけではありません。ローン契約機を設置している銀行カードローンは、下の一覧です。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- 新生銀行(レイク)
他にも一部設置している銀行はありますが、大々的に設置しているのは、この3つの銀行と思ってください。
三菱UFJ銀行のローン契約機「テレビ窓口」
三菱UFJ銀行・バンクイックのローン契約機は「テレビ窓口」といいます。これは主にATMコーナーに置かれています。三菱UFJ銀行を普段から利用している人は、見覚えがあるでしょう。
店舗によっては、ATMコーナーではなく「ロビー」などに置かれている場合もあります。その場合、土日・祝日はロビーが閉まってしまうので、その店舗では土日・祝日のバンクイックの最短即日借り入れはできません。
(もちろん、三菱UFJ銀行は店舗が多いので、他の店舗に行けば問題ないですが)
三井住友銀行のローン契約機(ACM)
三井住友銀行のローン契約機(無人契約機)は「ACM」という別称も持っています。ACMの意味は「Automated Consulting and Contract Machine」で、「自動相談契約機」の略称です。つまり「自動契約機」ということですね。
三井住友銀行のテレビ窓口と同じく、オペレーターさんとテレビ電話で会話しながら、最短即日審査をします。土日・祝日でも開いているので、土日キャッシングでも利用可能です。
三井住友銀行は、バンクイックよりも受付日時が長い
三井住友銀行のローン契約機は、バンクイック(三菱UFJ銀行)よりも受付日時が長くなっています。平日は1時間長いですし、土日・祝日は3時間~4時間長いです。
三井住友銀行は土日・祝日でも毎日「21時まで」で、バンクイックは「土曜日…18時、日曜日…17時」という時間だからです。ということで、最短即日審査の受付日時の長さについては、三井住友銀行の方が有利といえるでしょう。
(代わりに、三井住友銀行は「専業主婦や学生が借り入れ不可」などのデメリットもあります)
新生銀行カードローン・レイクのローン契約機
レイクのローン契約機は、すべての業者・ブランド・銀行の中で、一番営業時間が長くなっています。平日・土曜日は毎日「8時45分~24時」、日曜日・祝日は「8時45分~22時」という、圧倒的な長さです。
ただ、注意する必要があるのは「この時間まで最短即日審査してくれるわけではない」ということ。あくまでローン契約機が開いているというだけであって、「その時間まで最短当日審査する」わけではないのです。
新生銀行カードローン・レイクの最短即日審査も、消費者金融と同じく「21時まで」となっています。「今日中に借りたい」という場合、21時の時点で審査終了していないといけないので、20時には申込みする必要があります。
何のために、レイクのローン契約機は24時まで開くのか?
「最短当日審査が21時までだったら、何のためにレイクは24時までローン契約機を動かすのか?」と思う人もいるでしょう。これは審査のためではなく「カード発行」のためです。
キャッシングの世界では「ローンカード」というものがあります。これは銀行の預貯金でいうキャッシュカードのようなもの。このカードを利用して、借入・返済をするわけです。
で、普通はそれを郵送で受け取るのですが、自動契約機やローン契約機がある業者・ブランド・銀行の場合、「マシンでカード発行」できるんですね。そうすれば郵送を待つことなく、カードを手に入れられます。
このローンカードがあれば、提携コンビニATMなどで深夜でも借り入れ可能。ということで、「夜間で銀行振り込みができない」時でも、こうしてカード発行すれば、最短即日借り入れできるわけですね。
レイクのローン契約機が24時まで営業しているのは、そのためです。「審査完了した後、カード発行までの時間に、余裕があるように」という配慮です。すべての人が、自宅の近くにレイクのローン契約機があるわけではないですからね。
こうした利用者への配慮は、レイクの素晴らしい点の一つだといえます。
以上、銀行カードローンのローン契約機(自動契約機・無人契約機)についてまとめました。消費者金融でもアイフルの契約ルームなど、すべての業者が自動契約機を持っていますが、これらは特に最短当日借入するときに便利なので、ぜひ活用してみてください。