主婦キャッシングで返済期日に遅れた場合、どうすればいい?
主婦キャッシングで返済期日に遅れたor 遅れそうな場合、どうするか。やるべきことは「遅れる前に連絡する」ことです。
- 間に合わないことを、電話連絡する
- いつなら返済できるか、次の返済日を約束する
- その期日には、確実に払う
…という風です。まだ返済期日が来ていないなら、これで問題ありません。では、過ぎてしまった(遅れてしまった)場合はどうするか、まとめます。
督促電話が来ていないうちに、電話連絡する
ここでもやはり「業者・ブランド・銀行に電話連絡する」が最優先。まだあちらから督促電話が来ていない場合、遅れていてもいいので、機先を制してこちらから連絡しましょう。
「遅れてしまい、申し訳ございません。1週間後の○○日に返済させていただいてもよろしいでしょうか」
…というような形で、返済日の再設定をお願いするわけです。(ちょっとしたリスケジュールのようなものです)
大抵の場合、これでOKになります。もちろん、遅延・延滞した以上、その業者・ブランド・銀行の中でのクレジットスコアには記録されます。しかし、このくらいの日数だったら個人信用情報に記録されることはありませんし、自分から先に電話連絡して印象を良くすると、社内での記録も、それほど悪いものにはなりません。
業者・ブランド・銀行から督促電話が来てしまったら?
もし、銀行・業者の方から先に電話が来てしまった場合―。これは誠心誠意謝るしかありません。誠実に謝ることで、あちらの心象も良くなります。
実は、カードローンの遅延がどれだけマイナスとして記録されるかは「心象」も大事なのです。これは決して感情的な話ではなく「心象のいい人は、トータルで見て、貸し倒れのリスクが少ない」ということが、わかっているからです。実生活でも何となくわかるでしょう。
ということで、「誠心誠意謝る」ということは大事なんですね。事実、そうしてしっかり謝ると、再設定した返済日には、自然と遅れなくなります。「しっかり謝ったのに遅れる」というのは、多くの人にとって恥ずかしいからです。
(これは、脳科学的にいうと「認知の不協和」が起きて気分が悪いからです。体が真面目に謝ったなら、その後の行動もそれに一致しないと、脳は違和感を覚えるんですね)
ということで、遅れてしまったらとにかく「丁寧に謝る」ことです。もし逆をやったらどうなるか、説明しましょう。
印象が悪いと、一括請求されるリスクもある
そもそも、返済に遅れた時点で、カードローン業者は「借入残高の一括請求」をする権利があります。つまり、生殺与奪の権利はあちらが握っているのです。それに対して喧嘩を売るというのは、絶対に避けるべきなんですね。
一括請求されると、返済が厳しくなるのは当然ですが、何より「ブラックリスト入り」してしまいます。個人信用情報に、事故情報・異動情報が記録されるということですね。
これはかなり重度のブラックリストです。というのは、普通の遅延・延滞の場合「61日」までは、個人信用情報に報告されないからです。しかし、それを数日の遅延・延滞で、業者・ブランド・銀行が報告してきた。これは「相当悪質だな」と、個人信用情報でも判断されるわけです。
つまり、「この人は経済力に問題があるのではなく、人間的に問題がある」と判断されるわけです。融資する側にとって、どちらがより審査落ちの対象になるかは言うまでもないでしょう。
キャッシング審査では、人間性も重視される
キャッシング審査で一番危険なのは「経済力がない人」ではなく「人間的に危険な人」です。理由は「逆恨みして、暴挙に出る」可能性があるからです。
事実、貸金業者は放火などの被害に遭うことがしばしばあります。大手のキャッシング会社の場合、セキュリティがしっかりしているので、そうした暴漢も手を出すことができません。しかし、中小業者だったら、そういう被害もたまにあるんですね。
また、建物自体は無事でも、社員さん個人が狙われる…という危険もあります。会社の前で待ち伏せしていれば、ある程度特定できますからね。
こういう犯罪は、日本ではまだ少ないです(犯罪自体が少ないので)。しかし、海外ではしばしば見られることで、このため、「人間的に問題がある」と判断された人は、ブラックリストの中でも「特別扱い」になる可能性があります。
どのように分類するかは、それぞれの業者・ブランド・銀行によって違いますが、そういう可能性もある、ということは意識してください。
もっとも、主婦キャッシングの場合、そこまで激しい態度で抵抗する人はいないでしょうし、何より人間的に当然のことなので、あえてカードローンの話題として注意することでもないかも知れませんが…。
要は、カードローンの返済に遅れた場合も「人間として、当たり前の行動を取ればいい」ということです。それだけ意識してください。