ノーローンの借入審査は在籍確認が必須?なしにする方法は?
ノーローンの審査では、在籍確認は必須です。回避する方法はありませんし、「なしになる状況・条件」も、基本的にありません。
ということで、勤務先への在籍確認をされても全く困らないという人だけノーローンでキャッシングするようにしてください。
ノーローンの在籍確認は、やや厳し目
他の消費者金融の場合「在籍確認必須」と書かれている場合も、状況・条件によっては「電話連絡なしになる」ということも、たまにあります。「この人のクレジットスコアだったら、明らかに在籍確認するまでもない」と、カードローン業者側が判断した場合です。
実際、在籍確認というのは法的な義務ではないので、別に省略してもいいんですね。それぞれの業者・ブランド・銀行が、貸し倒れを防止するために自主的にやっているだけなのです。
そういうわけで、他の消費者金融の場合、その人の信用度が高い・借入希望金額が小さいなどの状況・条件では「電話連絡なしになる」こともしばしばあるのです。しかし、ノーローンでそれは少ないです。
ノーローンの審査は全体的に厳しい
ノーローンで「電話確認なしになるケースが少ない」というのは「そもそも、ノーローンの審査自体が厳しい」ということにあります。他の消費者金融の審査通過率が40%程度なのに対して、ノーローンは30%程度なのです。
つまり、大体ノーローンの審査の通りやすさは、他の消費者金融の「7割~8割程度」ということですね。当然在籍確認についてもある程度厳しくなるので、他の消費者金融よりも「電話連絡なしになることが、少ない」というわけです。
ノーローンの在籍確認は何を聞かれる?
ノーローンの会社への在籍確認は、一体何を聞かれるのか―。これは、ほぼ何も聞かれません。ただ「在籍確認が取れたので、ご融資します」という内容を伝えられるだけです。
つまり、審査・質問の類は一切ないんですね。とにかく「その申し込み者が、確かにその職場に在籍している、ということさえ判明すればいいのです。それさえわかれば、本人がその場にいてもいなくても関係ありません。
本人がいなくても在籍確認はできる
キャッシング審査に関するよくある初心者の間違いとして「在籍確認は、本人がその日、勤務先にいないといけない」というものがあります。しかし、別に申し込み者本人がいなくてもいいんですね。
- 「早見と申しますが、野呂さんはお見えでしょうか」
- 「野呂はあいにく、席を外しております」
- 「そうでしたか。では、携帯電話にかけさせていただきます」
…というような内容のやり取りになるんですね。このやり取りでも、十分野呂さんがその職場にいることはわかります。この辺、在籍確認するオペレーターさんはプロなので、うまく自然な確認をしてくれます。
在籍確認で勤務先にキャッシングがバレることは?
ノーローンの審査に限らず、キャッシング初心者の人の多くは、「在籍確認によって、勤務先にキャッシングがバレるのでは?」という心配をしているようです。しかし、これは完全な杞憂なので、安心して下さい。
在籍確認によって職場に借金がバレるというのは、ノーローンなどの貸金業者の方も恐れていることです。理由は、
- それで口コミ・評判が悪くなる
- 貸金業法でも、バラすことは禁止されている
というものです。1つ目は言うまでもないでしょう。どんなカードローン業者でも…というより、どんな企業でも、自社の悪い評判や体験談が広まるのは避けたいものです。
後者については、少し詳しい説明が必要です。
貸金業法は「借金バレしない」ことを重視する
貸金業法は、基本的に「利用者を守る法律」です。そのため、「その人が借り入れしている事実を、他人にバラしてはいけない」という内容の一文があります。
もちろん、在籍確認で借り入れがバレた程度なら「第三者に借金の事実を知らせた」とまでは言えません。しかし、それが相次ぐようだと「A社で申し込むと、職場にキャッシングをバラされる」という噂が広まってしまうでしょう。
そして、それが消費者センターなどを経由して金融庁まで届くと、金融庁から「是正勧告」が行く可能性もあります。ということで「家族や勤務先にバレないようにする」というのは、実は業者・ブランド・銀行の側もしっかり気を使っていることなのです。
こういう点では、カードローン会社と申し込み者はある意味「同じ目的を共有している」といえます。向こうは融資したいし、こちらも借りたのだから、最初から当然ですが…。
何はともあれ、ノーローンでも他の消費者金融でも、職場への在籍確認によって借金がバレるということはまずないので、安心してください。