ローンの一本化で失敗しないための3つのポイント ~過払い金・返済期間の確認など~

ルール

2015.12.01

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ローンの一本化で失敗しないためのポイントは、まとめると下の3つになります

  1. 過払い金が発生していないか、確認する
  2. おまとめ前後の金利比較を、必ずする
  3. 「返済金額長くなっていないか」チェックする

以下、この3つのポイントを詳しく解説します。

過払い金が発生していないか確認する

過払い金とは「払い過ぎた金利」です。これは返還請求ができますが、ローンの一本化をすることによって、その権利が消滅してしまうことがあります。

理由をまとめると、下のようになります。

  • 返還請求をするには、「その業者と契約中」でなければいけない
  • しかし、ローンの一本化は「業者との解約」が必要

ということです。「解約」というのは「一つの業者だけ残して、あとは全部解約する」ということですね。

「なんで?解約しないといけないの?借金を完済するだけでいいんじゃないの?」と思う人も多いでしょう。この疑問についてお答えします。

解約しないと「借入中」になる

キャッシングのルールでは「解約していない」ということは、「その業者から、限度額いっぱいまで借りているのと同じ」という扱いになります。「なぜ?」と非常に疑問に思うでしょう。

もちろん「実際に借りている」状態よりは、いい状態と判断されます。しかし、ローンの一本化をしてくれる業者は「他とすべて解約する」ことを条件にしています。

解約しないと、借りる可能性がある

理由は簡単で、「解約しないと、その人は他の業者から借りる可能性がある」からです。たとえばプロミスでローンの一本化をするとしましょう。そして、プロミスから借りた「おまとめ資金」によって、アイフルやモビットを完済したとします。

でも、まだその人はモビットやアイフルでの「契約」が残っている。それぞれ「20万円」の融資枠が残っている―。

あなたがプロミスだったら当然「解約してほしい」と思いますよね。いつ借りるかわからないと、危険極まりないわけです。

そもそも、ローンの一本化をする人はすべて「多重債務者」です。その多重債務者の数百万円という借金のリスクを、プロミスが1社で背負ったわけです。

その人の借入総額が「300万円」だったら、「Aさんは300万円だったら何とか完済できるだろう。よし、うちのおまとめローンで受け入れよう」と思ったのに、モビットやアイフルから、さらに借りる可能性がある―。となったら、当然心配ですよね。

ということで、おまとめローンで借金の一本化をする場合「必ず解約する」必要があるのです。で、解約すると「過払い金の返還請求の権利が消えてしまう」ということですね。

事前に過払い金の有無を確認する

ということで、まずローンの一本化をする前に「過払い金が発生していないか?」を確認しましょう。グレーゾーン金利の撤廃が発表された、2006年あたりから借り入れしている人は、過払い金が発生していることが多いです。

そうして過払い金があるかないか確認し、もしあったらその返還請求を先にしましょう。このやり方については、個人でもできますが、無視差れることも多いです。そのため、司法書士や弁護士などの専門家に依頼することをおすすめします。

そうして過払い金が無事に戻ってきたら、あとはおまとめローンを利用して借り入れの一本化をし、不要な業者をすべて解約するだけ。少し時間はかかりますが、過払い金が一定の金額に達しているなら、やった方が断然お得でしょう。

逆に、過払い金が大した金額でない場合は、やる必要もないでしょう。

ローンの一本化前後の金利を比較する

おまとめローンを利用しても、必ず金利が安くなるとは限りません。上がることはないですが、大幅に下がるとは限らないのです。

特にやる理由もないと思うくらいの金利差であれば、そのままにして、むしろ稼ぎを増やして早く完済する…というやり方の方がいいでしょう。

「返済期間」が長くなっていないか注意

おまとめローンでよくある落とし穴は「返済期間が長くなる」というもの。金利が安くなっても、返済期間が長くなって、長期間ゆったりと返済するようになったら、トータルの利子総額は増えます。

「なんで返済期間が長くなるの?」と思うかも知れません。これは、業者が「返済期間を再設定」するからです。この時業者がたまたま「期間を長く」設定すると、「長期間ゆったり返済」→「利息総額が増える」となるわけです。

なぜそれに気づかないのか?

返済期間が長くなると、月々の支払いは減ります。「ゆっくり返す」わけですから。そうすると、ローンの一本化をした人は勘違いしてしまうんですね。

「おお、これがおまとめローンの効果か」と。

人間、ダイエットでも何でも「すぐに効果を期待する」という習性があります。そして、心理学的には「認知バイアス」というのですが、人間の現実を見る目は、常に歪んでいるのです。その人の願望・恐怖・コンプレックスなど、あらゆる感情によって「現実がゆがんで見える」んですね。

というわけで「ただ返済期間が長くなった」だけなのに「借金の一本化の効果」と勘違いしてしまうのです。こうした勘違いによって利息総額が増えないよう、注意して返済計画をチェックしてください。

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