日雇い労働者でも、キャッシングでお金を借りることは可能？できない？

審査

2016.05.10

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日雇い労働者でも、キャッシングでお金を借りることは可能です。ただ、審査は少々厳しくなります。

一口に日雇い労働者といっても、下のようなタイプに分かれます。それぞれのタイプによって、審査の厳しさは違います。

という風です。何となく想像はつくでしょう。以下、詳しくまとめます。

個人の日雇い労働は、信用されにくい

普通の人間関係でもそうだと思いますが、個人で日雇い労働をしている人は、残念ながらあまり信用されません。派遣会社を通じている場合は、派遣会社の面接や研修を最初に受けているはずですが、個人の場合はそれがないからです。

また、個人の日雇い労働と派遣会社経由の違いは、下のような点にもあります。

ということです。つまり派遣会社は「その労働者が問題を起こした時」に失うものが大きいわけです。ということで、そう簡単に採用しませんし、採用した後のルールや研修も厳しくします。

そのため、派遣会社に所属している日雇い労働者の方が、総合的に信用できるんですね。これはカードローン審査独特の話ではなく、実際に皆さんも日常生活で何となく体感していることでしょう。

基本的にキャッシング審査ではこういう「日常生活の常識」が、割と生きています。日常生活で信用できる人は、カードローン審査でも信用されるということですね。

本業が「日雇い労働」というのは、カードローン審査ではかなり不利です。しかし、

というのは、キャッシング審査で有利になることがあります。理由は「借入残高を減らすことができる」からです。

もちろんこれは「すでに借り入れがある」場合です。ない人は関係ありません。しかし、もしすでに借金をしている場合、それを少しでも返済することで、クレジットスコアが上がります。

これは「借金総額が少ないから」という理由だけではありません。「直近で返済実績がある」ということも大事なのです。理由を説明します。

直近の返済履歴が評価される理由―。これは「申し込み前に返済する人は、大体真面目に返済を続けてくれる」からです。

人によっては「何で？そんなん審査に通るための演技じゃん」と思うかも知れません。そう、演技でもいいのです。

大事なのは「お金を借りることに、一定の恐怖心を持っているか」ということ。こういう演技をするということは「カードローン審査は簡単ではない＝お金を借りることは厳しい」と自覚している、ということです。

少なくとも「自覚しているふり」が必要なくらいには、この世界は厳しい、と思っているということです。そういう意識がある人の方が遅延・延滞をしにくいというのは想像がつくでしょう。

これは日常生活で想像できるだけではなく、カードローン業者の統計でもそうなっています。もう何十年も続いてきて、膨大なビッグデータを持っている業界ですから、この審査基準はかなり正確なのです。

ということで、「直近に少しでも返済実績がある」ということは、カードローン審査で有利に働きます。審査通過率を少しでも高めたい人は、ぜひ試してみてください。

…という臨時返済をするために、日払いのアルバイトをするということは有効です。理由を説明するために、少し日払い以外の話になりましたが、そういうことです。

個人的には、余裕があるならその後の返済のためにも、日払いの仕事を始めるといいかと思います。もちろん、すでに本業で時間も体力もいっぱいいっぱいという場合は話は別ですが、そうでなければ、日払いのアルバイトをした方がいいでしょう。

日払いのアルバイトによって早期返済するメリットは、下の通りです。

ということです。利子総額が安くなるのは言うまでもないでしょう。完済へのモチベーションについては、人間なんでも順調に行っている方が、やる気が出るものです。

クレジットスコア（信用度）については「早期返済するほど高くなる」というルールがあります。早期返済が良いというより「完済」が一番の高得点なんですね。

その完済が少しでも早い方が、高得点をゲットする時期が早くなる、ということです。このためクレジットヒストリーを良くするためにも、日払いのアルバイトをして、早めの返済をした方が有利…ということです。