失業中・無職の人がカードローンで借り入れする方法・やり方
失業中・無職の人でもキャッシングを利用することは可能か―。これは「状況によっては可能」です。ここでは、無職の人や失業中の人でもカードローンで借り入れできる条件や方法をまとめます。
無職・失業中でもカードローンを利用する方法
まず、カードローンの申し込み条件は「安定収入があること」が基本。というと「無職・ニートはダメ」というイメージがあるかも知れませんが、そうではありません。あくまで「安定収入・継続収入」があればいいのです。
ということは「仕事がなくてもお金さえ稼げていればいい」わけですね。極端な話、「投資・アフィリエイトなどで稼げている」という人は、その収入を証明できれば、それでカードローンで借り入れすることができるのです。
個人事業主として開業することが必要
その収入を証明するにはどうしたらいいか。まず、本当にアフィリエイトや投資の収入がある場合、それによって納税した「納税証明書」や「確定申告書」があるはずです。これを収入証明書として提出すれば、それで借りられます。
もちろん、実際に審査に通るかはその年収や借入状況など、諸条件によって決まります。そのため「絶対に借入可能」というわけではありませんが、とりあえず「審査通過自体は可能」ということです。
ただ、収入はあっても「無職」という肩書のままだと、やはり審査には通りません。ということで、開業届を提出し、ひとまず「自営業・個人事業主」という肩書を手にしましょう。開業届はA4一枚の用紙を提出するだけで、書く内容もほとんどありません。
- 氏名
- 住所
- 屋号(事務所の名前、適当でOK)
- 決算時期(適当でOK)
などを書いて提出するだけです。一度経験した人なら、3分で終わるくらい簡単な内容です。お金もかかりません。予約なども必要ないので、適当に最寄りの税務署に行って「開業届を提出したいのですが…」と相談してみてください。
自営業として開業せずに、借り入れする方法
これは、正直ありません。闇金業者でなければ、何の肩書もない人に対しては融資してくれません。そもそも、投資やアフィリエイトなどで安定収入を得ている人だったら、税金対策としてかならず確定申告をしているはずです。
そして、確定申告をする場合、基本的に開業しています。それをしていないということは「投資やアフィリエイトでも、大して稼いでいない」ということになり、これではキャッシング審査は通らないのです。
失業者の場合、アルバイトを見つければすぐに借入可能
最初から仕事をしていなかった人と比較して、失業者の人の場合は申し込みやすいです。というのは、キャッシング審査の年収というのは「去年の年収」によって判断するので、その数字がしっかりある…ということですね。
ただ、職業欄については「現在の仕事」を書く必要があります。失業者の人が不利なのはこの部分でしょう。ということは「今の仕事」さえ、とりあえず用意すればいいんですね。
ということで、適当に何かアルバイトをすればいいのです。これで「職業」は書けるようになったし、勤務先への在籍確認も受けることができます。収入は去年のものを申告できるので、これで審査条件はすべて揃うのです。
もちろん「そのまま前の仕事を続けている」のに比較すると、やや審査で不利です。しかし、とりあえず「キャッシングできない」というほどではありません。借入限度額が少々小さくなるというくらいなので、特に問題ないでしょう。
まったく仕事をしたことがない無職の人の場合
逆にこれまでまったく働いたことがないという無職の人の場合、どうすればカードローン審査に通るか―。これもやはり「今すぐ働く」ことです。これでひとまず「職業」は「アルバイト・フリーター」と答えることができますし、在籍確認も問題なくクリアできます。
あとは「年収」ですが、これについては「期待年収」でOKです。つまり、現実にもらったことがなくても、「今の働き方だと、今年はこのくらいもらえるはず」という年収を申告してもいいんですね。
実際、新卒のサラリーマン・OLの人などは、たとえば「年収200万円」というような数字を申告するでしょう。しかし、これは実際にもらったわけではありません。しかし、それでも審査通過できるんですね。ということは、アルバイトの人でも、そのお金の一部をもらったなら、「期待年収」で審査を申し込みしていいのです。
日払いのアルバイトの仕事で、一度でも給料をもらう
ただ、一度もお給料をもらったことがないのに、期待年収で審査を受けるというのは、少々心理的抵抗があるかも知れません。そのため、日払いのアルバイトの仕事でとりあえず何度かお給料をもらうことをおすすめします。
そうしたら、もう実際に「その職場から報酬をもらっている」ということで、「無職」は完全に卒業したといえます。あとは現時点の借入状況やこれまでの個人信用情報などに問題なければ、10万円~30万円程度なら、借り入れできる可能性が高いでしょう。